総義歯がわかれば補綴がかわる

27日は午後から札幌でGC友の会「総義歯がわかれば補綴がかわる~日常臨床をレベルアップ!~」講師は 大阪県開業の奥野歯科医院 奥野幾久先生です。

講演内容は総義歯についてですが、デンチャースペースを確認するために口腔内にテッシュコンディショナーを入れて発音をさせてスペースを探る方法は初めて見ましたが興味深く勉強させていただきました。奥野先生は大学の補綴出身ですので総義歯の配列までご自身で行っているとのこと、技工ができる先生は素晴らしいですよね!私には真似できません(汗)

奥野先生の最終総義歯の目標として1.スムーズな開閉口運動が可能 2.偏心運動時では義歯が動揺しない円滑な滑走 3.片側性咬合平衡が確立している 4.タッピングポイントが収束と咬合面の均等なバランス の4つを目標にしているとのこと。咬合の安定は総義歯の完成度を決める重要な項目です。そして、それをすべての症例に実現するには難しい項目であることも事実と思います。

*会場の周りの桜もアップします。

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北日本口腔インプラント研究会主催 第1回定例会

26日は北日本口腔インプラント研究会 主催 第1回定例会でした。

講師は日本大学歯学部付属歯科病院歯科インプラント科 科長・萩原芳幸先生です。

講演は内容は「超高齢社会におけるインプラント治療を考える」「今,インプラント治療に求められているもの-補綴学的合併症からインプラントを考える- 」と題した内容でした。

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齋藤善広先生 総義歯セミナー

土曜日は診療をお休みにして東京の上野で(写真は上野公園のモニュメントかな?)セミナーを受講してきました。

「Frame Cut Back トレーによる臨床 下顎総義歯の吸着」実習セミナーを受講。

講師は阿部二郎先生の流れを組むの歯科医師の齋藤善広先生と歯科技工士の須藤哲也先生です。

本当は診療を休みにせずに日曜日に受講したかったですが、空きがなく土曜日に参加になりました。受講生は8名と少人数でしたので日頃に疑問を聞くことが出来て大変満足な一日でした。お土産もたくさんももらえました(お菓子ではありませんが・・・笑)

総義歯の患者さんは岩見沢でもたくさんいらっしゃいます。歯科医師ならだれでも少しでも良く噛める義歯を作りたいと考えます。何回調整に来ていただけると申し訳なく思うこともしばしなです。気持ちと結果が合わない苛立ちを感じることもあります。

東京のセミナーの中で岩見沢のS先生のスライドが出てびっくりしましたが、同じく勉強されている先生がいることを誇りに思います。

今回の勉強したことがすべての解決にはつながらないことも解っていますが、頭のなかの整理には十分ないようかと思います。私も吸着義歯を目指して歯科技工士とともに日々頑張っております。名医ではありませんが迷医であることは確かで日々、色々と悩みながら頑張っております(笑)がんばいます。

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