13日~15日九州福岡で行われた《第43回 日本口腔インプラント学会》に理事長と一緒に参加してきました。福岡は学会中は気温が30度オーバー!北海道人には真夏です(笑)
夜は北日本口腔インプラント研究会の九州メンバーの方々のお陰で大変美味し水炊きを頂きました。九州の方々有難うございました。大変良い思い出が出来ました。(その時の集合写真です)
ケースプレゼンテーション試験を受験された先生方、大変お疲れ様でした。必ず合格届けが送られて来るようにお祈りしています。
今日、札幌で行われた《ここだけは気をつけたい!コンポジットレジン修復の落とし穴》と題した講習会に参加してきました。
講師は全国的にも有名な名古屋で開業の須崎 明先生です。
須崎先生の講習会は初めて参加させていただきましたが、先生の人柄が表れた大変わかりやすく、臨床医よりの内容を教えていただきました。
コンポジットレジン修復にも保険診療と自費診療があります。私は保険診療でのコンポジットレジン修復のみを行っていますが、保険診療には時間とコストとの問題があり、自費診療と違い治療に制限があることもあります。しかし、手抜き治療をするわけにはいけません。
今回、須崎先生は保険診療での勘所を教えていただき、また、講義終了後も個別に回答していただき大変充実した1日でした。
今回紹介されたデンツプライのV3システムは、私も2級コンポジットレジン修復には、V3システムを数年前から採用していますが、このシステムは、装着さえなれてしまえばどなたでも綺麗なコンタクトが再現できると思います。是非、2級修復でお困りの方は導入してみては!!
今日、札幌プリンスホテルで行われたGC友の会 学術講演会《よい総義歯とだめな総義歯をわける7つのルール》と題した総義歯セミナーが行われました。講師は東京医科歯科大学 教授 鈴木哲也先生です。
業者から受講生の集まりが悪いと聞いていましたが300名あまりの受講生が集まったようです。私も鈴木先生のいちファンとして受講してきました。
義歯のあるべき形や調整方法・咬合採得に関してわかりやすく教えていただきました。(鈴木先生は話し方は失礼ですが大学教授っぽくなく、わかりやすくていつも好感触です) また、今回から完成義歯の患者さんの取り扱い方法や義歯安定剤の正しい使用方法、義歯装着後の栄養摂取の偏りの問題点など興味深い内容でした。
現在日本には100歳以上の方が5万人いるそうです。高齢になり歯のある方の数も増えていますが無歯顎者(歯が1本もない方)も増えていますので全体として総義歯患者は増加傾向にあるそうです。
また、高齢無歯顎者の増加に伴い、高度顎堤吸収患者(あごの高さがなく吸収が進み、入れ歯が難しいとされている)が増加しているようです。(年間であごの吸収は1㎜前後の様です。)
我々、歯科医師は患者さんに健康な生活を営んでいただくために、唯一日常生活で栄養摂取できる口の専門家です。 少しでも多くの方を幸せにするために日々勉強です!