『河原英雄先生セミナー』

4月22日23日と福岡で行われた『河原英雄先生セミナー』を受講してきました。総義歯の勉強です。河原先生は現在76歳ですが現役バリバリの歯科医師で現在も九州で診療に当たられています。今回は1月の新宿で河原先生セミナーに続き受講してきました。今回のセミナーを探すのに大変でしたがご協力していただいた先生方のお陰で無事に受講出来ました。

先生の技法は、旧義歯・新義歯に関係なく短時間で義歯を調整し、前歯で食べれる義歯すなわち日本人にあった箸文化の食事が不自由なく食事が出来ようにすることです。義歯をリマウントし口腔外で適切な咬合調整をすることで食べれるようになります。多数の受講生も同じ技法で治療し成果を多数あげています。前歯で咬むことは脳に対し刺激が伝わり患者さんの健康状態が著しく向上することも解ってきています。

私も義歯好きですので色々と診療してきました。この数年は印象より咬合の重要性に気づき、特に水平的な顎位のエラーは成否に直結します。しかし。咬合が重要と知りながら対応出来ていないことも多くあります。口腔内では義歯の咬合の適否を判断することは難しく誤診につながりやすいと考えます。そこでリマウント方になりますがリマウント後の咬合調整について書かれている教科書は少なく、新義歯ならともかく旧義歯での咬合調整については数冊しかありません。義歯の教科書は印象中心の内容が多い傾向があります。

今回の治療法は。歯科医師なら誰でも取り入れやすい方法で結果も良好です。私もまだまだ初心者ですがこれが義歯治療の一つの答えのような気がします。すべての患者さんに100点義歯治療は難しいかもしれませんが努力を重ね80点以上の義歯を提供出来る歯科医師になりたいと思います。

誤嚥防止の長崎カステラ考案中!

飲食物などをのみ込む際に誤って気管に入ってしまう誤嚥により、肺炎や窒息を起こす危険性がある「嚥下障害」。原因は加齢、脳梗塞や認知症などさまざまだ。「嚥下障害がある人でも、安心してカステラを食べてほしい」-。そんな願いを実現するため、長崎県内の医療関係者らがプロジェクトチームを結成し、議論を重ねている。

長崎市内の特別養護老人ホーム。のみ込みに不安を抱える患者さんの診察に家族や介護士、看護師、栄養士、ケアマネジャーらが立ち合い、必要なケアなど情報を共有。内視鏡で食道を確認し、誤嚥が起こりやすい状況や適した食事などを判断した。長崎大学病院特殊歯科総合治療部の三串伸哉さん(38)は「窒息で亡くなる人は全国で毎年4千人以上いるが、嚥下障害のことはあまり知られていない」と語る。

カステラプロジェクトのきっかけは昨年夏、三串さんが何げなく読んだ介護福祉士の国家試験の過去問だった。設問「次の食品の内、嚥下障害のある高齢者にとって最も注意が必要なものは」-の選択肢は、(1)豆腐のあんかけ(2)煮こごり(3)バナナペースト(4)カステラ(5)アイスクリーム。正解はカステラで、「口の中の唾液だけでは十分に軟らかくできないことがあるため」というのが理由だ。

「せっかくの長崎名物なのに。誰もが食べられるカステラを作れないか」。昨年11月、医療関係者の勉強会で提案すると、有志が賛同。1月、初会合が実現した。今月あった2度目の会合には、現役パティシエや管理栄養士、障害者福祉施設の菓子製造担当者、大学生らも参加した。

「カステラのスポンジ生地の中に、とろみがある食材を入れたらどうか」「食べやすさだけではなく、味も大切」。パンやビスケットなどのパサパサしたものや、餅や団子などのベタベタしたもの、お茶、水などのさらっとした液体はのみ込みにくいとされており、どの程度の軟らかさにするかなど意見を交わした。年内完成を目指す。

三串さんは、プロジェクトを通して嚥下障害について広く知ってもらいたいと考えている。(インターネットニュースより)

*カステラの概念が変わるかもしれません。老若男女関わらずカステラを食べれる環境は素晴らしいですね!(三嶋直之)

 

日本口腔インプラント学会認定講習会4月コース

8・9日と北日本口腔インプラント研究会主催 日本口腔インプラント学会に認定講習会4月コースが行われました。このコースは11月まで続く長期コースです。

日本口腔インプラント学会認定専門医取得時に必ず受講しなければなりません。

8日 北日本口腔インプラント研究会 三嶋顕先生、9日 北海道大学口腔外科 鄭漢忠教授・インプラント学会専門医 富田達洋先生です。

受動喫煙が歯周病リスクに ただし、男性に限ります?!

 日本人男性は非喫煙者でも、受動喫煙で「歯周病」リスクが高くなるようだ。東京医科歯科大学と国立がん研究センターの共同研究チームの報告から。

 同研究は、1990年に秋田県横手市の住民(当時の年齢4049歳)に対して行った喫煙状況に関するアンケート調査をもとに、その後の歯の状態と喫煙との関連を検討したもの。200506年に歯の健康状態を確認している。

 最終的な解析対象者は、男性552人、女性612人の計1164人で05年の年齢は5575歳だった。受動喫煙と喫煙状況で6群に分類し、6ミリ以上の「歯周ポケット」が1歯以上ある場合を重度の歯周病と定義した。

 年齢や学歴、糖尿病の既往や飲酒状況、歯科への通院歴など、歯周病の発症に関連する因子の影響を調整して解析した結果、喫煙者のリスクは受動喫煙経験がない非喫煙者の約3.3倍だった。

しかし非喫煙者であっても、家庭内でのみ、受動喫煙の経験がある男性の歯周病発症リスクは約3.1倍、家庭や職場で受動喫煙の経験がある場合は、約3.6倍にも上昇したのである。

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