第54回日本口腔インプラント学会学術大会に参加

2024年11月1~3日まで開催された第54回日本口腔インプラント学会学術大会に参加に参加してきました。今回は京都での開催でした。日本口腔インプラント学会学術大会参加人数が5500人とアナウンスがあり過去最大人数の参加になったようです。3日間ともに雨模様の京都でしたが特に2日目は豪雨の一日で何度も携帯の警報がアナウンスされていました。その中でも5000人を超える参加者はすごい人数ですね。コロナ感染症も開けた影響でしょうか?! 2日目以降様々なブースを見てきましたが韓国メーカーの派手さに圧倒される感じを受けました。現在、世界でインプラント埋入本数はアメリカを抜き 韓国が1位と聞きました。その影響もあるのでしょうか?今後の動向に注目です。中国ではインプラント埋入ロボットも導入されているといいますので驚きです。インプラント治療は今や長期に安定・機能する時代になりました。それに伴い患者さんの高齢化が問題なり、自分の埋入したインプラントに対しどこまで対応できるのかが問題提議されていました。最低限、自分の埋入したインプラントに関しては自分が診療できる限りは責任をもつスタンスが必要な時代になりました。ただ、インプラントを埋入するだけの時代は終わりを迎えました。色々と考えさせられる素晴らしい学会に参加してきました。

I6抜歯後即時インプラント埋入コース 受講

9月28日 29日と神戸で開催されたI6抜歯後即時インプラント埋入コースを受講してきました。講師は 日本の若手審美インプラントの第一人者 奥田浩規先生です。奥田先生のリアルセミナーは今回始めての受講です。今回2日間は抜歯即時インプラントに特化した内容ですが、奥田先生のプレゼンや写真はプロなみのスライドでいち歯科医師が作成したレベルではありませんでした。またI6のメンバーの先生のプレゼンや技工士の伊藤先生の話も大変勉強になる内容でした。I6の歯科医師の方々は40代以下の先生の集まりのようですが私のような50代のおっさん歯科医師が参加してきましたが質問にも丁寧にお答えしていただき感謝いたします。今後の日本の歯科インプラント事情も明るい未来があるのではないでしょうか?(笑)私も後20年は歯科医師を続けたいと考えていますので若い人のパワーに良い刺激を受けてきました。現代のインプラントは1970年代のインプラント治療とは違い エビデンスの高い理論武装された治療が確立されてきています。よそ見をしていると時代遅れの治療方法にもなりかねません。おっさんの先生も若い先生から吸収しなければならない事柄も多くあると今回感じました。まだまだインプラントマスターの道は険しいけれどやりがいはある仕事だと感じさせるセミナーでした。

日本口腔インプラント学会 第44回東北・北海道支部学術大会に参加

今年は2024年9月14日15日と山形県山形市で開催された第44回東北・北海道支部学術大会に参加してきました。山形はアクセスが北海道からですと不便なところがあり、また14日の専門医教育講座16時からと早い時間とのこともあり私は14日の朝6時の電車で岩見沢から新幹線を使用して会場入りいたしました。山形は9月の北海道の気候とは違い30度近い気温の中、まだまだ残暑が厳しい中の開催でした。

  みしま歯科医院 院長 日本口腔インプラント学会認定専門医 三嶋直之

寺嶋ペリオ塾主催【抜歯即時埋入ハンズオンセミナー】

9月8日 大阪 寺嶋歯科医院にて寺嶋ペリオ塾主催【抜歯即時埋入ハンズオンセミナー】を受講してきました。講師は寺嶋宏曜先生です。寺嶋先生は歯周病専門医・インプラント学会専門医でもあり、先生のWEBセミナーを受講したことをきっかけに今回受講してきました。寺嶋歯科医院は大阪に500平方メートルの敷地に大きな病院を新設され20名近いドクターを勤務され40名以上のスタッフと共に仕事をされている先生です。(すごすぎる!!)

今回、インプラントの抜歯即時治療を数千本行っている先生から直接レクチャーを受けれるとのことで楽しみに受講してきました。私も抜歯即時インプラントは臨床に取り入れていますが先生は90%を抜歯即時でインプラント治療をされている先生でまさにゴットハンドではないでしょうか!

そんな先生から色々な質問に親身に答えていただき大変勉強になりました。抜歯即時に重要なインプラント初期固定とインプラント埋入部位そして抜歯即時インプラントに適したインプラントフィクスチャーデザイン等を学ぶことができました。今後の私の診療にも十分活かして頑張りたいと思うるセミナーでした。

みしま歯科医院 院長 日本口腔インプラント学会認定専門医 三嶋直之