【吸収性膜を用いた安全・安心GBRコース】 受講

3月20日東京にて「吸収性膜を用いた安全・安心GBRコース」を受講してきました。講師はJIADS理事長である佐々木 猛先生です。2018年に発刊した「図解!遅延型吸収性膜を用いた安全安心GBR」が大変面白くいつか佐々木先生のリアルセミナーを受講したいと考えていましたしばらく中止しており今回受講する機会が得られました。佐々木先生は講義の中でも話されていましたがこれまで様々なGBRを行ってきて現在の安心・安全なGBRにたどり着いたようです。世界には、外科の技術がトップクラスに方のみ可能な繊細な技術もあり、専門医以外がその技術を導入すると不具合に出会う機会が多く出会う可能性が高まることもあります。佐々木先生方法は我々専門医では通常GBRになりますが所々の所作に学ぶことが多く、少しの工夫が大きな結果につながることも勉強できました。この辺のところは書籍にも書いてありますが見逃していたり、読み流していたりし、リアルセミナーで再確認ができることができました。誰もがインプラント治療を行う歯科医師は骨の重要性は分かっていますし、水平的にも垂直的に増大させたいと考えます。しかし、患者さんに負担の大きなGBRも考えなければなりません。誰しもが痛みや腫れは嫌なものです。諸先輩から臨床的エビデンスを学ぶことは重要なことと考えています。

【審美領域のインプラント治療を成功に導く硬・軟組織マネージメント】

1月12・13日と大阪で行われた【審美領域のインプラント治療を成功に導く硬・軟組織マネージメント】2日間コースを受講してきました。講師はインプラント専門医の小田師巳先生です。小田先生は現在に日本でトップインプラントジストの一人かと思います。今回は審美領域にクローズアップしたインプラント治療に対して勉強してきました。特に上の前歯は機能だけではなく審美性や発音・色等患者さんごとにリクエストや求める審美が違うことが多くあります。我々歯科医師はできるだけ希望を叶えてあげたいと考え治療に当たります。その中で診査・診断が重要であり、治療のゴールや限界点などを術前に説明する必要が当選あります。未来予想図を作る必要があるのです。そのために、医療の限界やエビデンスのある術式等を学んで日々レベルアップする必要があります。今回はそのレベルアップを目的に参加してきました。他の受講生もベテランの先生が多く、何歳になっても学ぶ姿勢は尊敬いたします。

Implant School 札幌 2024~2025

12月15日 札幌で「Implant School 札幌 2024~2025」を受講してきました。今回のセミナーは4回に渡り2時間程度の講義が様々な先生によって行われるコースです。ちなみに実習はありません。今回 その第1回 大森有樹先生 山岡義孝先生 黒嶋伸一郎先生の三人です。受講生はヤング歯科医師が殆どで50代の先生は私と同級生の先生ぐらいでしょうか?受講生ターゲットも若いインプラント初心者先生向けのようです。どうして専門医の私が受講しているかといえばベーシックの中に医療の本質あり!と考えておるからです。また、若い先生たちの疑問が我々専門医が根拠を示し、指導できるのかを勉強する意味合いもあります。何歳になろうとも孤立しても勉強し続ける必要が我々 インプラント専門医には必要とも考えます。次回は3月5月7月に予定されています。日本口腔インプラント学会認定専門医 みしま歯科医院 三嶋直之

第54回日本口腔インプラント学会学術大会に参加

2024年11月1~3日まで開催された第54回日本口腔インプラント学会学術大会に参加に参加してきました。今回は京都での開催でした。日本口腔インプラント学会学術大会参加人数が5500人とアナウンスがあり過去最大人数の参加になったようです。3日間ともに雨模様の京都でしたが特に2日目は豪雨の一日で何度も携帯の警報がアナウンスされていました。その中でも5000人を超える参加者はすごい人数ですね。コロナ感染症も開けた影響でしょうか?! 2日目以降様々なブースを見てきましたが韓国メーカーの派手さに圧倒される感じを受けました。現在、世界でインプラント埋入本数はアメリカを抜き 韓国が1位と聞きました。その影響もあるのでしょうか?今後の動向に注目です。中国ではインプラント埋入ロボットも導入されているといいますので驚きです。インプラント治療は今や長期に安定・機能する時代になりました。それに伴い患者さんの高齢化が問題なり、自分の埋入したインプラントに対しどこまで対応できるのかが問題提議されていました。最低限、自分の埋入したインプラントに関しては自分が診療できる限りは責任をもつスタンスが必要な時代になりました。ただ、インプラントを埋入するだけの時代は終わりを迎えました。色々と考えさせられる素晴らしい学会に参加してきました。