今日、札幌コンベンションセンターで行われた〔超高齢化時代の総義歯作製方法はどうあるべきか〕と題した入れ歯の講習会に参加してきました。講師は全国的に有名な加藤武彦先生です(他2名)。先生の時代の高齢者は70歳代の方をさし、現在は90歳代の患者さんを指すことになってきたようです。現在、日本は5人に1人が65歳以上で人口の20%を超えてしまったようです。高齢者の顎は上顎・下顎ともに急速に吸収し、義歯が大変安定しにくい環境になっています。そこで、口腔解剖をもう一度見直し、口腔筋・舌を利用し適切な義歯(元に歯があった位置)を作製すようとする考え方です。それには口腔環境のリハビリティーションも必要で高齢者の咀嚼能力を回復できるのは歯科医師しかいないことも学びました。栗沢院でも高齢者の元気な患者さんが多いです。自分が歯科医師として咀嚼能力の改善に繋がれば良いと思っています。それにはまだまだ努力が足りません。これからの全力で頑張りま〜す(^_^)b