今日、札幌で行われた講習会《力のリスク診断がもたらす良質な歯科医療》を受講してきました。講師は大坂開業 大坂SJCD理事の大森有樹先生です。今回が北海道初講演だったそうです。
午前の部・午後の部があり、午前中はそれぞれのリスクに対する考えか方問題提起を、午後は臨床・治療を中心の内容でした。
現在の歯科治療は対症療法が中心で、虫歯や歯周病を治したら終わりでなぜそうなったのか?の原因や要因の追求が無く、その追求が無いために再発や他の歯の疾患の発症に繋がっている事、また、口腔内疾患の殆どが1虫歯 2歯周病 3力のバランス 4医原性の4つに大別でき、それぞれ、疾患の状態により原因を推定し適切な治療にあたる事も教えていただきました。咬合再構築の必要性とその適応の診断基準も教えていただきました。
大森先生のスライドは大変わかりやすく、私のようなレベルでも理解しやすく勉強なりました。今回は無料講習会でしたが、有料でも十分に勉強になる内容でした。また、受講したくなる講演でした。