5月28日札幌で行われた《患者さんに喜ばれる下顎総義歯の吸着を成功させるポイント》講習会に参加してきました。講師は山崎 史晃先生です。
山崎先生は吸着義歯で有名な阿部二郎先生の門下生の一人です。今回、先生が日頃行われている総義歯治療を中心に紹介していただきました。私にとっては、先生が吸着義歯を作成しながら慣れによりチェックが甘くなってしまいエラーの出やすいポイントなど私も経験しており勉強になりました。また、吸着が良くても顎間関係のエラーが問題で噛める義歯にならないことも教えていただきました。一般的に高齢社会に突入に顎堤吸収が強い患者さんも珍しくありません。そのような患者に対し色々なオプションが有ることが解決につながることもあります。頭の中の引き出しの多さが臨床には役立つことも多いです。他人の診療を勉強し自分の診療に活かすためにも普段の勉強が役立ちます。