《Reliable Dentistry Step1》 上田秀朗 小松智成 編著(北九州歯学研究会) 医歯薬出版社
この本は、このブログでも本を紹介したことのある北九州歯学研究会の著書です 🙂 この本もかなり完成度が高く、面白い本です。一気読みをしてしまいました(笑)
北九州歯学研究会の本に外れなしといった感じでしょうか! 😉 歯内療法・初期齲蝕・歯周治療・臼歯部の補綴治療の4章から成り立っています。上田先生が書かれていますが、安易な自費診療や高価な歯科機材に飛びつくのではなく、日常行っている診療を確実に治療していくことこそが歯科診療の本随であり、仕事であると!
本の内容は各章を臨床症例を中心にディスカッション形式をとりライブ感覚で勉強できます 😉 それぞれの先生の手技の違いがあり勉強になります。
現在、私の診療の中心は保険診療です。採算や経営の事を考えると流れ作業的な治療やスピード・短期治療を考えてしまいます 🙁 しかし、我々歯科医師の根本は治療です。口のことで困っている患者さんを助けるのが仕事です!小さな虫歯もしっかり治し、再発や長期に安定した治療を行うべきです 🙂 それが採算性が合わなくても、医師としての役目なのです 😀 口腔内は治療環境としては、暗い・狭い・唾液で湿潤している等の悪条件があります 🙁 一つ一つの精密治療を怠ってはいけません 😎