「長期症例から学ぶ再生療法やインプラント治療の将来展望」

2月11日に北海道大学学術交流会館にて北大同窓会のセミナー「長期症例から学ぶ再生療法やインプラント治療の将来展望」を受講してきました。講師は九州 福岡で開業の船越 栄次先生です。船越先生は歯周病治療・インプラント治療では超有名人でありエムドゲインやオープンバリアメンブレンテクニックでご存じの方も多いのではないでしょうか!?私も著書等で知っていましたが今回 初めてリアル講義を受講してきました。今年70歳を過ぎるお年ですので長期症例と行っても10年以上の超長期症例のオンパレードでした。その中で歯科診療の真髄を勉強してきました。一見良さそうな材料や治療法は歯科医師の中でブームのようなものがあり、現在ではなくなっている事柄も多くあります。その中で真実が隠されており、その証明には長期症例は説得力が違います。また、その記録をきれいに整理整頓され残されていることも素晴らしいことだと思います。今回、全部で4章まであったようですが時間の関係で3章までの講演となりましたので船越先生が一番重要を言われていた第4章が聞けなくて心残りになりました。是非、また北大の先生方で船越先生を呼んで頂きたいです。今日の常識は明日は非常識になることも科学はありえます。また、時間がかかりやっと真実が見えてくることも医療では多くあります。そのためにも情報収集や情報を見極める能力・勉強が必要と感じさせる講演でした。