10月28日 診療後 札幌でウルトラデントセミナーを受講してきました。目的は講師が歯内療方専門医の坂東 信先生の臨床を勉強に行きました。ウルトラデントから今度 《エンドレズ》(根管充填剤:シーラー)が発売を記念して行われました。
保険診療のみで根管治療している私はコスト問題がある《エンドレズ)は導入予定はありませんが、エンドレズはレジン系シーラーの分類になるようです。エビデンス的にはシーラーの種類による予後の大きな違いはないようです。だだし、根尖外に出したり、シーラーを使用しないガッタパーチャ単身での根充はおすすめしていないようです。セミナーでは日本の専門医は《AH プラス》を使用していることが多いようです。私は非ユージノール系のシーラーを使用していますが大きな問題は無いかと思います。ユージノールの刺激について一時話題になりましたがどうなんでしょうね?
歯内療法好きは、時間とコストのことを考えるとやっぱり自費で根管治療するしか方法はありませんが、日本保険のルールでは保険医は歯内療法を自費で行うことは問題があるとの見解がありますので、保険医をやめる必要があるようです。そんなことで現在は、保険診療でも自分なりのベストを尽くすことが保険医の使命のなのでしょうね!