「世界の子どもたちにワクチンを届けよう」と呼びかけ、ペットボトルのキャップのリサイクルを進めるNPO法人「エコキャップ推進協会(エコ推)」(本部・横浜市)が2013年9月以降、キャップの売却益があるにもかかわらず、ワクチン代に寄付していないことが分かった。今も同じ呼びかけを続けており、寄付を受けてきた団体から疑問の声が上がっている。
エコ推は07年設立。リサイクル業者を通じて得たキャップ売却益の一部を、東京都港区の認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」(JCV、細川佳代子理事長)に寄付してきた。JCVはユニセフを通じ、ポリオやはしかなど感染症のワクチンを途上国に届ける活動をしており、エコ推からの寄付が主な財源となっている。
当院でも数年前からキャップの回収を患者さんに呼びかけ多量のキャップを回収してきました(現在は回収してません)。今回の報道を見て大変残念な気持ちと集めて頂いた患者さんに申し訳なく思います。事実関係をはっきりとしていただきたいとお思います。三嶋直之