2日(金)診療後岩見沢で今年、日本歯科大学口腔外科教授を退官された又賀 泉先生をお呼びして特別講演会が行われました。
今回、薬物性顎骨壊死について講演をしていただきました。骨粗鬆症治療薬のBP製剤を投薬されていますと顎骨壊死の可能性があります。2003年に紹介されてから年々顎骨壊死患者が日本でも増えてきているそうです。投薬患者のすべての方が発症する訳ではなくその可能性は注射薬と錠剤では、注射薬の方が発症率が高く0.8~12%、錠剤で0.01~0.04%程度と言われており、アメリカと日本ではコンセンサスの違いがあったりとまだまだ研究が進んでいるところのようです。ポジションペーパーも3年程度で改正されているようです。しかし、BP製剤の利点も多くあり、医科と歯科との医療連携が大切であることを教えていただきました。
最後に校友会一同と又賀先生との記念写真です。