歯内療法のシステム化と偶発症処置

23日札幌で行なわれた講習会〔歯内療法のシステム化と偶発症処置〕を受講してきました。

講師は日本大学松戸歯学部 辻本 恭久先生です、先生は日本顕微鏡歯科学会 会長です。

私の診療には顕微鏡治療は導入していませんが、10倍の拡大鏡治療を行なっています。

先生の治療は大学での治療ですので、時間的な余裕や経費の問題等がわれわれ一般臨床医とは違いがありますが、コンセプトは共通することも多いです。所々の先生のアドバイスがとても勉強になりました。

私は歯内療法(根の治療)はすべて保険診療で行なっていますが、歯の根の治療は大変重要な治療となります。今日、辻本先生の話にもありましたが、『根に問題がおきたときすぐに歯を抜いてインプラント治療を行なう』という考え方も一部あるようですが私は反対です!

現状で歯が残せるか?の診断、残せるなら、自分で治療可能か?もしくは専門医に紹介すべきか?  岩見沢には歯科大学はありませんので、できるだけ自院での治療を望まれる方も多くいらっしゃいます。私のできることは、ひとつひとつの治療を確実に、そして反省・探求を忘れず絶えず努力することです。手も動かし、頭も動かすことが重要です!

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