治療グッズその2 《根管治療編》

今回の治療グッズは根管治療(歯の根の治療)についてです 🙂 根管治療は大きく2つに分かれます。一つは虫歯等で神経まで感染してしまい神経を抜く治療(抜随治療)、もう一つは神経の無い歯が何かの原因で感染し根の治療をする場合(感染根管治療)です 🙁 どちらの治療も基本的に根の中の感染物質を取り、無菌的にすることが目的になります。それには、第一に機械的に清掃することが一番だといわれています。第二に化学的に清掃することです(薬剤による消毒)。今回紹介するグッズは、その根の清掃を手技ではなく自動的に清掃拡大する装置です 🙂 この機械《デンタポート》の優れたところはリアルタイムに清掃器具が根のどこにあるかがわかることです。手技の方法だとあくまでも手の感覚と経験で治療を行います。すなわち盲目治療なんですね =-o また、ファイル(根の治療道具)が破折しないように回転数を自動コントロールや逆回転機能も搭載されています 😀 この装置により、より正確により迅速に治療ができるようになりました 😉 化学的清掃として、次亜塩素酸ナトリウムとEDTAによる消毒を行っています。また、症状により3MIXを併用使用することもあります 🙂 根の治療は時間と期間がかかることが多く、患者さんに嫌われがちですが、家の基礎工事と同じく、土台がダメだと歯は耐えられません 🙁 私はそんな土台作りに力を入れています 😀