17日は、札幌で行われたGC講習会《症例から読み解く「力」の兆候》を受講してきました。
講師は静岡県浜松市で開業の熊谷真一先生です。熊谷先生の講演ははじめて伺いますがGCのDVDや雑誌等で拝見していました。
今回の内容は、《力》です。
力と言ってもスポーツ医学等ではなくお口の中で起きている、力(咬合力)についてです。まだまだ、口腔内の力について、診断や治療が確立していません、(個体差や症状が様々で確定診断しにくいと思います)。
しかし、口腔内でコントロールできていない力は起きると、何らかの兆候を示す事があります。その兆候を見逃さずに治療に生かすことが大切かと思います。
また、近年は姿勢や食生活・癖などが口腔状況を悪化させることも徐々にわかってきており見逃せません!
今回は、治療法ではなく、口腔内の兆候、目の付け所をポイントを絞って解説していただきました。今後の治療編や検査方法についてもお聞きしたいところです。
今回の講習会は多数の歯科衛生士さんも参加しておりメンテナンス時の口腔内異常兆候をみつけだし、歯科医師に報告することも患者さんのためになりチームアプローチの一環かと思います。