《若手歯科医師のための臨床の技50クラウンブリッジ》

《若手歯科医師のための臨床の技50クラウンブリッジ》 行田克則著 (デンタルダイヤモンド社)
審美歯科では有名な先生です。行田先生の症例は長期症例が多く、写真がすべてを語っていると言ってもいいぐらい綺麗な写真です。また、歯周ポケットと歯肉溝の違い、支台歯形成の方法、補綴物のメンテナンス等が書かれています。日常臨床に基づいた先生の考えかたが感じられます。先生の審美領域の補綴治療は単なる見た目の綺麗さだけでなく機能的で口腔組織と一体化した補綴物となっていると思います。今回の本には、咬合・支台築造・シェード・ブリッジに関する項目が少ないのが少し残念です。