舌の表面に付着した白い汚れの面積が大きいほど、発がん性物質アセトアルデヒドの呼気中濃度が高くなることが分かったと、岡山大大学院の森田学教授らの研究グループがに発表した。
横井彩歯科医師は「研究を進めれば、舌の清掃ががんを予防すると証明できる可能性がある」と話している。
アセトアルデヒドは、たばこの煙や排ガスなどに含まれ、体内ではアルコールを分解する過程で発生する。発がん性があることが分かっており、食道や口の中のがんの原因になると考えられている。
グループは20~87歳の健康な男女65人を調査。舌の上に白く付く汚れ「舌苔」の面積が大きい人ほど、呼気中のアセトアルデヒド濃度が高いことが分かった。
舌苔は口臭の原因にもなりますので清掃が必要ですが、毎日の清掃は舌を傷つける原因にもなりラット実験では舌癌の原因になりかねないとの報告もあります!3日に1回程度がよろしいのではないでしょうか?三嶋直之