今日は診療後 午後から札幌で《北海道病院歯科医会 症例検討会》を受講してきました。
私は口腔外科等の病院に勤務している訳ではありませんが、講演内容が《下顎埋伏智歯抜歯についての徹底討論会》と書かれていましたので興味があり行ってきました。いわいる親知らずの抜歯についてですが、一般歯科診療所でも普段から行われている治療で みしま歯科医院でも積極的に抜歯を行っています。下歯槽神経に近接していたり、神経を囲んでいたり、BP製剤使用の有病者、開口障害等は口腔外科病院に紹介することもありますが8割は当院で抜歯することが多いと思います。
5つの口腔外科病院に抜歯についての講演があり、少しずつですが方法が違っており面白かったです。切開線を最小にする傾向があるのでしょうか? 私なら、もっとはっきり剥離するのに感じましたがどうなのでしょうか?(視野の確実性が術の成功の有無に関係しますし、大きく剥離することが直接の疼痛や治癒不全には関係ないと言われています)
題名は徹底討論会とうたっていましたが討論はほとんどなく、感想のみにとどまったのが残念でした。(激しい討論を期待しすぎました(笑))
《こんな症例なら あなたはどう治療する?!》といった議題が用意されていたようですが時間の関係て中止になってしまったことも残念でした!