17日は札幌で行われた『ファイバーポストの有効性とレジン支台築造テクニック』と題したセミナーを受講してきました。講師は ファイバーポストの研究では有名な 坪田有史先生です。
今年、1月からファイバーポストが保険導入され、今まで自費でのみ対応出来たファイバーポストが保険でも可能となりました。現在はGC社製のみですが今後、各社増えていくようです。
私も保険導入される前からファイバーポストは導入していましたが、今回セミナーを受講させていただき、ファイバーポスト・メタルコアの適用や接着の重要性など再確認できました。すべての症例でファイバーポストは不可能のようですが、保険導入され、根管破折の危険性や再治療の可能性の幅等が向上したとおもいます。保険点数としては接着の重要性が加味されていなく残念ですが トータルでは患者さんのためにはなるとおもいます。しかし、コスト面では大きな問題があるようです。
今年、4月は保険改正の時期になります。我々保険医は、保険のルールを守ったうえで正しい保険診療をしなくては行けません。そのためにも、学術的なの勉強と保険の勉強を両方する必要があります。