9日札幌で行われた「難症例時代に求められる総義歯の印象と咬合」と題したセミナーを受講してきました。講師は東京医科歯科大学 教授 古屋純一先生です。東京医科歯科大学の鈴木哲也先生とともに総義歯を研究・臨床を行っている先生です。
今回、総義歯の外形についてと咬合についてのセミナーでした。古屋先生はフルバランス様リンガライズトオクルージョンを推奨していました。
先生もお話されていましたが義歯の成功の鍵は咬合あり、印象2割 咬合8割的なことですが、私も同意です。義歯吸着があっても咬合のズレが致命傷になることが多くあります。その咬合を適切にするのが咬合調整やリマウント法になると思います。私の感覚では口腔内調整法には限界があるような感じもします。口腔内だと適切な咬合の合否が判定しにくいことがあります。確かに、口腔内の方が手軽であると思いますが・・・。どうなんでしょうね?!