インプラントマスターコース11回目

16日は東京で開催されたインプラントマスターコース11回目を受講してきました。今回はIOD:インプラントオーバーデンチャーについての講義です。無歯顎(歯がない患者さん)に対するインプラント治療に関してです。歯は通常28本あります。その28本をすべてインプラントで再現することは技術面でも費用面でも患者さんにやさしくないことが多いです。その点ではIODは有利な点が多く、治療期間・資料費・メンテナンス等ボーンアンカードブリッジインプラントより利点があります。今回、そのIODについて勉強してきました。もちろんサージカルガイドを使用して適切なインプラント埋入を行います。現代の日本では超高齢社会になり無歯顎(上下総義歯を使用)している患者さんも多くいらっしゃいます、顎堤の吸収も強く、保険診療・自費診療問わず義歯の安定が難しい方もいるのが現状ではないでしょうか?インプラント治療により数本のインプラント支えがあることにより義歯が大きく安定する恩恵を受けることができます。もちろん多数歯欠損の方にも臼歯部にインプラント維持があることによりプラスに向かうことが多いと思います。そんな、IODについて1日勉強してきました。