9月10日は大阪で開催された「CAMLOGインプラント 硬・軟組織(GBR、FGG)実習セミナー」に参加してきました。講師は吉田 恒 先生、有澤 正志 先生です。簡単に言えばインプラント治療時の骨の増やし方と歯茎の増やし方の勉強会です。現時点でサージカルガイド等を使用することにより適切な位置に埋入することができる時代になりました。しかし、埋入する場所の環境が悪いと予後が不良になるケースが存在します。そこで、埋入前や埋入部に周辺環境を整えることでより安定したインプラント治療が行えると考えます。現在はそのことに特化するセミナーも多く散見されます。私の診療でも、全く健全で周辺整備の必要のない症例はごく僅かです。ただし、その周辺整備は繊細な術技や知識が必要なことも多く、より安定な治療を施すためにも勉強しなければなりません。今回はそのことは目的に勉強してきました。