《保育者が知っておきたい子どもの歯と口の病気》

《保育者が知っておきたい子どもの歯と口の病気 -その対応と予防-》 朝田芳信 著

今回の専門書は、0~小学校低学年までの口腔管理について書かれている保護者向きの一般書になっています。

20世紀は子供の虫歯が沢山おり、歯科医院でも多数の虫歯治療が行われて来ました。しかし、21世紀になり少子化や保護者の口腔管理の向上もあり、虫歯が激減し、そして歯科予防の確立、現在に至っています。しかし、完全に虫歯がなくなったわけではなく、いわゆる虫歯の二極化し、食生活の環境変化・両親の共働きによる育児不足等の問題から歯並びや顎関節症の問題が現代病となってきています。ストレス要因も大きく関与してきていると言われています。

この本はそれぞれの保護者が育児中に口腔内の問題に対し簡潔にわかりやすく見開きでそれぞれ解説し、読者が悩んでいる内容から読むことができ、実用性があると思います。また、内容も現在の社会状況に合わせた項目になっています。

私が今回購入した理由として、保護者の方から色々な質問に対して適切にわかりやすく説明したいため参考資料として購入しました。そういった意味で歯科医師が読んでも勉強になります。小児歯科専門医にとっては常識なのかもしれませんが・・・。

自分が理解していることを他人にわかりやすく説明することは難しく、そんなとき一般書がヒントになることも多いと思います。

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中原 貴 先生 講演

今日は、北日本口腔インプラント研究会主催日本口腔インプラント学会認定講習会 8月コースにて日本歯科大学教授 中原 貴 先生に〈最新再生医療〉について講演をしていただきました。

中原先生は、前のブログに書きましたが日本歯科大学の同級生です。

前日は、中原先生とお食事しながら色々と楽しい時間を過ごさせていただきました。

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〈写真でマスターするきちんと確実にできる全部床義歯の咬合採得〉

〈写真でマスターするきちんと確実にできる全部床義歯の咬合採得〉水口俊介・飼馬祥頼 著

今回の専門書は、総義歯における最重要行程〈咬合採得〉に特化した内容の専門書です。私個人的に期待大の専門書でした。

総義歯治療において、私の考えですが印象より重要な行程で、垂直的顎間関係ある程度(5㎜前後)の幅がありますが、水平的な顎間関係はかなりシビアだと思います。

本書は、題名のごとく写真をムービーの様に分割して掲載されており、どのページを見ても写真だらけです(笑)、ぱらぱら漫画的な構成になっています。

また、咬合床の作製やゴシックアーチの作成法などの技工法も掲載されています。顎堤状態の悪い症例や反対咬合の症例も載っており勉強になります。

初心者には、難しい咬合採得ですが、経験者の方も勉強になる内容になっていると思います。写真だけでなく、写真の下に書かれたコメントが重要な事が書かれています。

私としては満足な内容でとても勉強になりました。咬合採得でお悩みの先生がいらっしょいましたら読んでみてはいかがでしょうか?

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