今回はバーティカル型のお花を飾っています。
バーティカルとはすっと立ち上がり、上昇していく端麗さを意味しています。
「歯」に関する恐ろしい話題がオーストラリアより到来だ。
ウィリアム・ケネウェルさん(25)は炭酸飲料大好き人間であった。特に好きなのがコーラである。もともと水をあまり飲めないタイプで、しかもホテルという職場柄、コーラに手を伸ばすことが多く、かなり日常的に飲んでいたようだ。
その量、1日6~8リットルである。
そんな「コーラ漬け」の毎日を送っていたウィリアムさん、もともと歯が弱かったのに、更に悪化。どんどん虫歯になっていったのだった。
「なんだか最近具合も悪い」と心配になったウィリアムさんはここでようやく歯医者へ。
すると歯科医はウィリアムさんの口内を診て絶句。ふつう、大人では23本程度ある歯が13本しか残ってなかったのだ。しかも残った13本は抜歯しなければいけないほどの傷み具合。
・・・ということはウィリアムさん、25歳の若さで「歯なし」ということになる。
そして最悪なことに、体の不調はこの虫歯のばい菌が体中に入っていったことによる敗血症が原因だったのだ。敗血症は放っておけば重篤な症状を引き起こす。もう抜くしかないのだ。
その結果、ウィリアムさんは25歳で総入れ歯だ。
335mlの缶コーラに含まれている砂糖の量は39グラム。これを何本もがぶ飲みしていれば、大量の糖分が歯・歯茎に行き渡る。冷静に考えてみれば結構怖いのだ。(インターネットニュースより)
私も20代の総義歯作製の経験があります。理由は様々ですが・・・。コーラ等の炭酸飲料や砂糖飲料の飲み過ぎが酸食症を引き起こすこはわかっていますし、かなり危険な事もわかっています。何事もほどほどにしないと上記のような事柄になりますから注意が必要です!三嶋直之
複数の細菌が固まり、ぬるぬるとした状態になった「バイオフィルム」。口の中のバイオフィルムは、虫歯や歯周病だけでなく、肺炎など重い全身の病気の原因になることもある。
◆菌の集合体
東京歯科大の奥田克爾名誉教授によると、バイオフィルムであるデンタルプラークは複数の細菌の集合体だ。バイオフィルムは、細菌が周囲にねばねばした物体を作って個体がくっつき合い、集団になったもの。実はバイオフィルムは身近な存在だ。「台所やお風呂場の掃除をさぼると出てくる、ぬるぬるしたものも細菌の固まり、バイオフィルムです」
注目されているのが、口の中のバイオフィルムだ。人の口の中には500種類を超える細菌がいるという。奥田名誉教授は「口の中の細菌は、唾液成分や歯と歯茎の隙間からにじみ出る成分を栄養源にして繁殖する」と指摘する。バイオフィルムは、ねばねばした膜で包まれているため、抗菌剤や免疫機能が効きづらいという特徴がある。
口の中のバイオフィルムには、虫歯の原因となるミュータンス菌や、歯周病の原因となる細菌も集団で潜んでいる。その中で、全身疾患に関わりがあるとして注目されているのが歯周病原細菌だ。
歯周病は主に歯周病原細菌によって起こる。歯の周りのバイオフィルムが、歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)を作る。炎症を起こして歯茎が赤く腫れるほか、出血が見られることもある。進行すると歯周ポケットが深くなっていき、歯を支えている組織に炎症が及ぶ。すると、口臭が発生し、歯を支える骨が溶けて歯がぐらつき、かめない状態になる。
◆高齢者は注意
歯周病は日本人成人の7割以上がかかっているとされる。歯周病原細菌が関わっている病気で、高齢者が特に注意したいのが誤嚥性肺炎だ。
誤嚥性肺炎は、歯周病原細菌などが唾液とともに肺に流れ込んで起こる疾病で、高齢者に多く発症する。通常は、唾液と一緒に飲み込まれた細菌は胃液によって「殺菌」される。寝ているときも唾液を飲み込む「嚥下(えんげ)反射」が起こり、細菌の気道への侵入を防いでいる。
元気な人なら、せきなどによって細菌を排除できる。また、気道粘膜に生えている細かい繊毛によって唾液が肺に流れ込まないようになっている。しかし、高齢者は嚥下反射が低下しているため、細菌が肺や気管支に入り込んでしまうという。奥田名誉教授は「高齢者になると免疫力が低下し、抗菌作用のある唾液の量も少なくなり、歯周病になりやすくなる」と話す。
歯周病原細菌が関係している可能性がある病気では、脳血管障害や心疾患のほか、糖尿病や低体重児の出産との関連も報告されているという。
慶応大の中川種昭教授は「歯周病原細菌が歯茎に入り込むと、歯茎を通る血管を通じて全身に回ってしまう」と説明。「口の中の細菌をコントロールするケアは、予防にも、治療後の再発を防ぐためにも重要だ」と指摘している。
■眠る前のケアが大事
口の中のバイオフィルムの予防には、毎日の歯磨きなどのセルフケアと専門家による定期的なチェックが重要だ。
中川教授は「特に眠る前のケアが大事」と話す。バイオフィルムは、口の動きが少なく、刺激によって出る唾液の少ない睡眠中に増加。さらに、薬剤や免疫機能が効きにくいという。このため、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシで物理的に除去するのが有効だ。歯ブラシが届かない部分のケアには、抗菌性の高い洗口剤を日常的に使うと効果が高い。バイオフィルムが歯石になってしまうと自分で除去するのが難しく、歯科医院で除去してもらう必要がある。(産経新聞より)
このバイオフィルムはなかなかの大敵です。現在は歯ブラシをしている日本人は多いですがデンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使用率が低いと追われています。就寝前には必ずブラッシング後にデンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使用してみて下さい。そこの後洗口が効果的です。いつもとお口の環境が変わりますよ!!正しい使用法は歯科医院で指導しますよ!三嶋直之
「臨床家のためのやさしい接着のはなし」 横塚繁雄・高橋英登 他著 医師薬出版
このブログでも何度も高橋英登先生の講習会を紹介していましたが、高橋先生は日本歯科大学の補綴出身で接着を専門とした先生です。先生の講習会で接着に興味を持ち、現在接着の勉強中!
その中で高橋英登先生の著書を購入できましたのでレビューします。
コンポジット系の専門書はこの頃多く発売されていますが、補綴物接着の専門書は少ない様です。発刊は1999年で現在絶版です。オールカラー。
専門書ですが、接着の勉強は理工学の教科書の様な専門用語が羅列されちんぷんかんな事が多いと思いますがこの本は臨床医に向けた実践的な内容になっています。簡単な用語集も載っており読みやすいです。
最初の行は、さっらっと読みたい人向けに簡単に書かれており、深く知りたい人はそのまま読み進めると深く知ることができる書き方をしておりわかりやすいです。
10年以上前の本ですが、接着の考え方は現在と変わっておらず、スーパーボンドを中心に解説してあります。今月の歯科評論2月号にも高橋先生の接着特集が組まれており、この著書と重なる記述も多く、10年前から接着の考えか方は変わっていないことがわかります(普遍性的ともいえますね、スーパーボンドを推薦していることも同じです)ただし、商品は10年前に比べればたくさんあり接着剤の選択肢は現代は増えたと思います。この著書は絶版ですので、歯科評論2月号購読がオススメです。
是非、「臨床家のためのやさしい接着のはなし 2013年改正版」の発行に期待です(笑)