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第39回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会
21日は病院で朝から夕方までパソコンで「第39回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会」を受講していました。いつもは講習会場に出向くわけですがこの現状では出歩くのは少し危険です。今回ZOONでの初試みのようでしたが、1日パソコンの前は疲れますね、出席の確認のためずーと自分カメラをONにしておかなくてはいけませんのでズルはできません(笑)もちろん居眠りも!!これで欠席扱いになっていたら涙モノです(笑)
頑張ってすべての講義を受講しました。地元から離れないで遠隔で受講できることは費用の面でも田舎者にはありがたい限りです。コロナに関係なく今後の続けていただきたいものですが・・・・。ちなみにインプラント学会の今年の50回大会はネット開催になりました!
すみません。更新が・・・
気がつくともう5月下旬、ブログの更新も3月からしていませんでした。(すみません)全く更新を行わずにいたわけではなく、メインの三嶋歯科医院のHPの更新をほぼ毎日行っていました。
この頃はコロナの影響で道外に出ることも岩見沢から離れることも数ヶ月行っていません。その分、毎日 専門書読書と歯科DVDの見直しをし、地道ですが歯科医師としてパワーアップを目指して頑張っておりました(笑)。まだまだ北海道はコロナの影響が大きく第二波・第三波が心配ですが、今を生きている私は今できることを全力で行うことが私のやり方です。
歯周病菌が肥満に伴う肝臓病を悪化させる
広島大学は口腔から感染した歯周病菌が肝臓に到達し、非アルコール性脂肪性肝炎 (non-alcoholic steatohepatitis、NASH)の病態を進行させることを明らかにしたと発表した。
この研究は、同大学大学院医系科学研究科口腔顎顔面病理病態学研究室の宮内睦美教授と高田隆名誉教授らの研究グループによるもの。
肥満に伴う肝臓の病気の1つである非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は、その10〜20%が肝硬変や肝癌に移行するため、病態の解明が重要視されている。
近年、歯周炎がNASHの病態進行の危険因子であると報告され注目されていたものの、そのメカニズムについてはよく分かっていなかった。
近年、NASHの病態進行、特に線維化の進行機序として、TGF-β1や Galectin-3を介した肝星細胞の活性化が注目されていた。
研究チームは、歯性感染により肝臓に到達したPg菌が、TGF-β1 や Galectin-3 の産生を誘導することにより線維化を亢進するのではないかと考えた。
そこで、Pg菌が産生する病原因子である Gingipainや構成成分のリポプロテイン 、リポポリサッカライド に着目し、高脂肪食誘導脂肪肝マウスモデルや肝星細胞、肝細胞を用いて研究を行ったところ、NASHの病態を増悪するメカニズムが明らかになったという。 続きを読む