JIPIコース 第2回に参加

2日3日と大阪で行われたJIPI 年間コース 第2回を受講してきました。講師は歯周病学会指導医の牧草一人先生です。

今回は切開・剥離・縫合の内容です。模型とスペアリブを使用した実習です。切開・剥離・縫合は外科処置の基本項目になりますが、この内容が治癒の予後や手術の成功の鍵をにぎることも少なくありません。今まで我流的な部分を修正しよりパワーアップしなければなりません。口は大きく180度に開くことはけしてありえませんし、喉方向からの器具操作もありえません。しかし、視野の広い模型や動物骨を使用しての実習は意味があります。自分の術を講師に確認していただいたり多方向から確認できることは勉強になります。基本をより深く学ぶことの重要さはこの頃あらためて感じています。亜流や我流は危険が潜みます。先人の素晴らしい術を学ぶのが近道かもしれません。

 

認定講習会 8月コース

26日 27日 北日本口腔インプラント研究会 日本口腔インプラント学会認定講習会8月コース 講師は26日 明海大学 申 基喆教授・27日は インプラント学会指導医(北日本口腔インプラント研究会 副会長) 永山正人先生でした。

歯の神経の創傷治癒を促すメカニズムを解明-できるだけ削らない治療へ

新潟大学は、歯の中にある歯髄と呼ばれる神経組織の傷の治癒期における、炎症や痛みに関与する生体内物質プロスタグランジン E2の輸送経路と新たな役割について明らかにしたと発表した。

むし歯は進行すると歯の内部組織である歯髄に波及し、炎症や痛みを生じる。歯科医師は、むし歯による感染が歯髄にまで達してしまうと歯髄を除去し、いわゆる”神経を抜く”治療をするが、この除去は歯をやむを得ず削ってしまうため物理的に歯を脆弱化させ、将来的に喪失リスクが高まってしまう。そこで、歯髄自身が持つ高い自己治癒力を利用した「できるだけ歯を削らない」治療法を考えたということだ。

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DESIGNS FOR VISION, INC.

今回は拡大鏡の話です。今までサージテルの10倍を使用していたのですが私のすきなメガネフレームが製造中止でいつも中古を探しては使用していました。カッ良くは無いので歯牙私の頭に合っていました。新しいメガネフレームはライトとレンズが重いためずれて来てしまい私には合いませんでした。また、前のメガネフレームは曇るのを予防するためにレンジを外して使用していました。

FBを閲覧していましたらある先生のページに拡大鏡の記事があり閲覧。私の知らないメーカーでした。それが《DESIGNS FOR VISION, INC.》医科ではかなり有名らしく1961年創業で、埋め込み型拡大鏡を世界で初めて開発し、アメリカでは外科分野で90%以上の拡大鏡シェア、歯科分野では50%以上のシェアを獲得しているそうです。

また、拡大鏡の倍率の基準はメーカーによりさまざまで、Designs For Visionの倍率は、ジオプターを元に測定しているそうです。例えば、Designs For Visionの2.5倍が10ジオプターに対し、他社の2.5倍は8ジオプターが多く、2.5倍で比較した際に拡大画像に明らかな差が出るようです。試しにDesigns For Visionの最大倍率8倍を借りてサージテル10倍と比べるとサージテルで言えば12倍前後ある感じに見えます。

早速、注文しましたがアメリカでオーダーメイド製造のため2ヶ月ぐらいかかりました。もちろん、オーダーメイドですので色々と測定してもらい作製。現在はDesigns For Vision 8倍に乗り換えて使用しています。いい感じですよ!