近畿大学は、レーザーを用いてハイドロキシアパタイトの膜を直接歯に堆積させてエナメル質を修復する技術を開発したと発表した。
虫歯治療では、金属の詰め物や被せ物のほか、レジンを用いる方法が多用されている。近畿大学生物理工学部の研究グループでは、歯の主成分である ハイドロキシアパタイトをシート状にした「歯のばんそうこう」と呼ばれる修復技術を開発してるが、シート状のため大きく欠損した歯には適応できなかった。
近畿大学は、レーザーを用いてハイドロキシアパタイトの膜を直接歯に堆積させてエナメル質を修復する技術を開発したと発表した。
虫歯治療では、金属の詰め物や被せ物のほか、レジンを用いる方法が多用されている。近畿大学生物理工学部の研究グループでは、歯の主成分である ハイドロキシアパタイトをシート状にした「歯のばんそうこう」と呼ばれる修復技術を開発してるが、シート状のため大きく欠損した歯には適応できなかった。
メタルボンド・硬質レジン前装冠 リペアーテクニック 横塚繁雄 監修 高橋英登 他著
こちらも絶版です(中古購入) 普段の臨床ではまだまだすべてがオールセラミック症例ではなくメタルボンドや硬質レジン前装冠の症例も多くあります。
また、その不具合として破折やレジン部等の脱離なども経験します。もちろん、作成方法や咬合・接着に問題があるのかもしれませんが・・・
そんな時、すべての症例を作り直す必要がないことも多くあります。そこで必要な知識がリペアーテクニックです。現在の参考書はオールセラミックやジルコニア等の最新材料に関する内容が多く、昔からあるメタルボンドや硬質レジン前装冠のリペアーについての書籍は少ないと思います。高橋英登先生は現在 杉並区の歯科医師会会長をされ、経営学の等の講演が多いですが元々は接着のプロフェッショナルな先生です(母校は私と同じ日本歯科大学!)
本の内容ですが、オールカラーで様々なパターンのリペアー法が記載されています。模型での説明と実際の口腔内での症例とが交互に記載されていますのでわかりやすいと思います。リペアー部分の材質によって適切なプライマー処理を行いスーパーボンドを中心に修復されています。最後にはQ&Aも載っており親切設計になっています。1995年発行の本ですので保険診療で修理を算定する記載がありますが平成8年に補綴物維持管理料が新設されたとの記載があり、20年前に作られたんだな~と感じました。(現在のもちろんありますが)
お勧めです!
スリープスプリント療法 睡眠呼吸障害の歯科的治療法 黒崎紀正・長谷川誠 監修
中川健三 編著
いびきや睡眠時無呼吸症候群についての専門書です。従来のいびき治療は外科的治療や薬物療法等の副作用がつきものでした。このスリープスプリントがは上下の歯に睡眠時用のスプリントを作成し いびきの原因の気道の閉鎖を予防する方法です。
著書にはスプリントの作成方法だけでなく、生活習慣の是正法や診査・診断法等がわかりやすく記載されています。副作用がほぼありませんのでいびき治療の第一選択になると考えます。スプリント作成法もかなり詳しく書いてありますので初心者にもわかりやすいのではないでしょうか?オールカラーですしね!
私も使用してみましたが、微調整は必要の様です。患者さんの意見を聞きながら調整は必ず必要です。
睡眠時無呼吸症候群の方は、疲れが取れなかったり、日中の突然の睡魔、集中力がなかったりやイライラが増すことも多いようです。
いびき治療は歯科医師の大切なお仕事です。是非、入門書としてお勧めです。
*この本の出版下の砂書房は現在HPへアクセスが出来ません。倒産したのでしょうか?個人的に義歯の本など良い参考書の出版する好きな出版だったのですが・・・・。
「下川エンド」20年の臨床 長期症例でみるエンド治療成功への道 木村英生 著
前にもブログで書きましたが消えてしまいましたのでもう一度書きます。それぐらいおすすめです。このブログを見た木村先生のからメールも頂いてしまいました。
前書いた内容は覚えていませんので内容は変化があると思います。ご了承ください。
この本の見所は、なんといっても木村先生の診療に対する姿勢です。素晴らしいを超えて尊敬の域に達していると思います。20年間の間にその1本の歯を保存することに集中し、自分の臨床結果に厳しい条件をつけ合否を出し、詳細な経過を治療・観察し報告しています。しかし、木村先生は歯内療法専門医ではなく保険医ですので驚愕です。
治療方法詳細は、現代の歯内療法専門医とは考え方や方法が異なる部分もありますが、先生の臨床経過・結果をみれば間違っていると言える先生は少ないのではないでしょうか?私レベルでは先生のような結果が共わらないこともあります。
木村先生曰く「信頼できるエビデンスは臨床結果そのものである」と言っています。現代の歯科界の中でエビデンスという言葉がひとり歩きして絶対的な言い方をする先生もいますが、我々、歯科医師は人間という極めて繊細な生物を治療するにあたり、局所的ではなく全体として診査・診断・治療していかなければなりません。そのため、さまさまな経験から学習することも多く、ゲームのような攻略法では難しい事に出会います。また、我々歯科医師も人間ですので個々の技量・知識には差があることは当たり前で、自分の診療に合格点が与えられなければ反省・勉強しなければなりません。エビデンスも重要ですが自分の診療を自分のレベルに合った診療体制を整えることも大切かと思います。
多数の20年間の貴重な症例を流し読みするだけでも価値はあります。(オールカラー)自分で長期的な歯内療法を見ていく機会はなかなか無いかもしれません。お勧めです!