【審美領域のインプラント治療を成功に導く硬・軟組織マネージメント】

1月12・13日と大阪で行われた【審美領域のインプラント治療を成功に導く硬・軟組織マネージメント】2日間コースを受講してきました。講師はインプラント専門医の小田師巳先生です。小田先生は現在に日本でトップインプラントジストの一人かと思います。今回は審美領域にクローズアップしたインプラント治療に対して勉強してきました。特に上の前歯は機能だけではなく審美性や発音・色等患者さんごとにリクエストや求める審美が違うことが多くあります。我々歯科医師はできるだけ希望を叶えてあげたいと考え治療に当たります。その中で診査・診断が重要であり、治療のゴールや限界点などを術前に説明する必要が当選あります。未来予想図を作る必要があるのです。そのために、医療の限界やエビデンスのある術式等を学んで日々レベルアップする必要があります。今回はそのレベルアップを目的に参加してきました。他の受講生もベテランの先生が多く、何歳になっても学ぶ姿勢は尊敬いたします。

Implant School 札幌 2024~2025

12月15日 札幌で「Implant School 札幌 2024~2025」を受講してきました。今回のセミナーは4回に渡り2時間程度の講義が様々な先生によって行われるコースです。ちなみに実習はありません。今回 その第1回 大森有樹先生 山岡義孝先生 黒嶋伸一郎先生の三人です。受講生はヤング歯科医師が殆どで50代の先生は私と同級生の先生ぐらいでしょうか?受講生ターゲットも若いインプラント初心者先生向けのようです。どうして専門医の私が受講しているかといえばベーシックの中に医療の本質あり!と考えておるからです。また、若い先生たちの疑問が我々専門医が根拠を示し、指導できるのかを勉強する意味合いもあります。何歳になろうとも孤立しても勉強し続ける必要が我々 インプラント専門医には必要とも考えます。次回は3月5月7月に予定されています。日本口腔インプラント学会認定専門医 みしま歯科医院 三嶋直之

第54回日本口腔インプラント学会学術大会に参加

2024年11月1~3日まで開催された第54回日本口腔インプラント学会学術大会に参加に参加してきました。今回は京都での開催でした。日本口腔インプラント学会学術大会参加人数が5500人とアナウンスがあり過去最大人数の参加になったようです。3日間ともに雨模様の京都でしたが特に2日目は豪雨の一日で何度も携帯の警報がアナウンスされていました。その中でも5000人を超える参加者はすごい人数ですね。コロナ感染症も開けた影響でしょうか?! 2日目以降様々なブースを見てきましたが韓国メーカーの派手さに圧倒される感じを受けました。現在、世界でインプラント埋入本数はアメリカを抜き 韓国が1位と聞きました。その影響もあるのでしょうか?今後の動向に注目です。中国ではインプラント埋入ロボットも導入されているといいますので驚きです。インプラント治療は今や長期に安定・機能する時代になりました。それに伴い患者さんの高齢化が問題なり、自分の埋入したインプラントに対しどこまで対応できるのかが問題提議されていました。最低限、自分の埋入したインプラントに関しては自分が診療できる限りは責任をもつスタンスが必要な時代になりました。ただ、インプラントを埋入するだけの時代は終わりを迎えました。色々と考えさせられる素晴らしい学会に参加してきました。

I6抜歯後即時インプラント埋入コース 受講

9月28日 29日と神戸で開催されたI6抜歯後即時インプラント埋入コースを受講してきました。講師は 日本の若手審美インプラントの第一人者 奥田浩規先生です。奥田先生のリアルセミナーは今回始めての受講です。今回2日間は抜歯即時インプラントに特化した内容ですが、奥田先生のプレゼンや写真はプロなみのスライドでいち歯科医師が作成したレベルではありませんでした。またI6のメンバーの先生のプレゼンや技工士の伊藤先生の話も大変勉強になる内容でした。I6の歯科医師の方々は40代以下の先生の集まりのようですが私のような50代のおっさん歯科医師が参加してきましたが質問にも丁寧にお答えしていただき感謝いたします。今後の日本の歯科インプラント事情も明るい未来があるのではないでしょうか?(笑)私も後20年は歯科医師を続けたいと考えていますので若い人のパワーに良い刺激を受けてきました。現代のインプラントは1970年代のインプラント治療とは違い エビデンスの高い理論武装された治療が確立されてきています。よそ見をしていると時代遅れの治療方法にもなりかねません。おっさんの先生も若い先生から吸収しなければならない事柄も多くあると今回感じました。まだまだインプラントマスターの道は険しいけれどやりがいはある仕事だと感じさせるセミナーでした。