23日午後から札幌の北海道歯科医師会館で《北海道がん患者歯科医療連携研修会》1日目を受講してきました。
今日から2日間、がん患者連携協力歯科医師認定医および連携協力歯科医療機指定に必要な研修会です。
がん治療における口腔管理はより質の高いがん治療を提供するための重要な支持療法であるとの考え方から、がん患者の治療前の口腔疾患の治療、口腔衛生指導などを地域歯科医療機関に依頼して実施し、さらにはがん治療中・後も地域で同様の口腔管理を継続して実施することを目的としています。
今日は診療後、岩見沢歯科医師会主催の学術講演会に参加してきました。
演題は「保険診療によるパーシャルデンチャーとは?」と題して、講師は 元北海道大学教授 野谷健治先生です。
抄録にもありましたが、講演会でパーシャルデンチャー(部分床義歯)、それも保険診療に絞っての内容はきわめて珍しいと思います。内容も大変重要な基礎的事項の確認、ぞれそれの症例に分析し、適切な口腔状況を整える事によって、保険診療でも噛める義歯を作れることを学びました。
金属床義歯(自費の義歯)の適合の良さ、安定度は経験していますが、すべての患者さんが自費治療を出来るわけではありません。保険診療でも噛める義歯を作れなくては自費の義歯はうまくいきません。それぞれの患者さんの状況で最大の努力をし、結果を残すことが我々保険診療を中心とする歯科医師の役目です。
17日は1年に1度のイベント 北日本口腔インプラント研究会主催口腔インプラント臨床コロキウムが行われました。今年で第26回になりました。
今回のテーマは《全身疾患とインプラント》!教育講演:北海道医療大学 五十嵐陽子先生 特別講演1:三田病院歯科口腔外科 朝波惣一郎先生 特別講演2:北海道医療大学 草野薫 先生。
現在の日本の高齢社会はインプラント治療される方やされた方が全身疾患を持っていることは不思議なことではありません。現代に歯科医師には、全身疾患に対する知識もかなり必要とされています。そこで今回のテーマになりました。
患者さんは、歯の治療には全身疾患は関係ないと考えられている方もいるとは思いますが、口の体の一部です。密接なつながりがあり、近年は口腔環境を変えることにより全身疾患の予防や治療に変化を及ぼすことが科学的に実証されてきています。近い将来には歯科治療でも血液検査や全身状態の検査が治療前に必要となると思います。
特別講演1を行っていただいた朝波先生は、口腔外科では著名な先生で私も10年前に出版された専門書(私物)と一緒に記念撮影をしていただきました。感激~!