実はこの“ある部分”を若く保ち、元気な高齢者が多く暮らす県が日本にあるという。それは新潟県。番組では、新潟県に住む3人の高齢者のもとを訪れ、実際にどれだけ脳と足の機能が若いのか、医学的な検査を実施した。その結果、3人ともに脳・足の年齢は実年齢よりも10~20歳も若いという驚きの結果に。さらに3人は身体のある部分が丈夫だという事実も判明した。
そのある部分とは何と「歯」。実は高齢でも、歯が健康で丈夫であれば脳と足の機能を若々しく保つことができるということが、最近の研究でわかってきたのだ。実は3人の歯の健康賢者が住む新潟県は、全国で初めて歯の健康維持について条例で定めた県。給食後の小学校でも、昼休みの県庁でも、条例を守ってしっかりと歯磨き。この努力もあってか、新潟県は14年連続で12歳児の虫歯が少ない県1位となっている。また、毎年、80歳を超えても20本以上の歯を保っている高齢者を表彰するコンクールも開催されており、歯の健康賢者が続々と生まれているのだ。 続きを読む