〔新 スタンダード 歯科小手術〕

〔新 スタンダード 歯科小手術〕 伊東隆利 著(デンタルダイヤモンド社)

この本は1998年に発行された〔スタンダード 歯科小手術〕のリニューアルバージョンです。
小手術とは、一般臨床医が行う口腔外科的な治療を指し、一般的に入院を必要しない日帰りで行える手術って感じです。インプラント治療や親知らず抜歯も小手術のなかに入るかもしれませんね 🙂 内容は小手術を36項目で書かれており。オールカラーでの掲載です。すべてが一般診療での対応が難しいかもしれませんが、私達が行っている医療には観血処置・治療が伴うことも多いのが現実です 😉 歯科医師で血が怖いという先生はいないと思います 😀
内容も豊富で症例も多く掲載されていますので勉強になると思います 😀
単純な抜歯でも、治療方法により治癒の違いが出てきます =-o
ちょっとしたポイントをきちんと正確にすることが予後の良い結果につながると思います 😀

<増補改訂版>エンドに強くなる本

<増補改訂版>エンドに強くなる本 大阪歯科大学口腔治療学講座教授 戸田忠夫著 (クインテッセンス社)

今回の本は、絶版の本で現在購入出来ません :-! 私も購入したわけではなく、三嶋歯科にありました(笑)たぶん、前に勤めていた先生が購入したのでしょう? 何気なく読んでみましたが面白いです 🙂 現在でも「〜に強くなる」シリーズは続いているようですが、サイズがB6版でどこにでも持ち運べる感じが好きです 🙂 歯科の参考書は東京に行くときなど移動時に読もうと思い持って行くのですが数冊持つとかなり重く肩がコルほどです :-! 本の内容ですが、カラーページが無く、症例集でもありません。絵と文章が中心で、各項目をコラム的に書かれており。どのページからでも読むことが出来ます。歯内療法は見えない治療です 🙁 そこでレントゲン写真や手指感覚で根幹形態を想像しながら行う必要があります。その手助けとなるのが知識だと思います。何か患者さんに症状があればどこかに必ず問題があるはずです =-o その問題を様々の方向から考えながら治療するのです。この本は、そんな治療の手助けになります;-)

《30症例で学ぶエックス線診断を100%臨床で活用するには》

《30症例で学ぶエックス線診断を100%臨床で活用するには》(北九州歯学研究会若若手会)〔クインテッセンス出版株式会社〕
   この本は面白いと思います 🙂 私達の日常歯科臨床での検査方法は限られていますが、一番活用するのがデンタルエックス線写真ではないでしょうか!そのレントゲン写真から診断し治療計画を立てることを多いと思います 🙂 この本ではまずレントゲン写真の読影し、治療方針、患者さんへの事前説明、治療経過、メインテナンスまでをレントゲン写真を中心に解説し、う蝕・歯内療法・歯周病等の疾患別に解説してあります 😉 読影のみではなく長期治療経過まで書いてある本は少ないと思います 😀 検査方法にCTを導入している先生も多いと聞きますが、レントゲンでなくては診断できないことも多いと思います。また、この本で勉強することによってレントゲン写真から読み取れる情報量の多さも驚愕です。=-o 早くも第2弾を期待します 😉

《若い歯科医師の疑問に答えます Q&A 70》

《若い歯科医師の疑問に答えます Q&A 70》 武藤晋也(監修)〔医歯薬出版〕
今回紹介する専門書は、私は若い歯科医師ではありませんが、「初心忘るべからず」っと言うことで紹介します 🙂 新人歯科医師もしくは臨床経験数年の歯科医師に疑問や悩みを集め、その解答集もしくはヒント集といったところでしょう!見開きで各問題点を端的に答えています。オールカラーでちょっとして空き時間に目を通すには丁度いい感じです 😉 なぜ、私が購入に至ったかと言いますと上段にも書きましたが「初心忘るべからず」という意味合いと、普段行っている診療の確認とちょっとした工夫や視点が新たな診療のレベルアップにつながるからです 😉 案外勉強になりますよ!一つ一つの確認がエラーを無くし、安定した診療が行われると思います:-D 私はいつになったらベテランと言われるのでしょうか?(笑) ・・・頑張ります 😀