舌の表面に付着した白い汚れの面積が大きいほど、発がん性物質アセトアルデヒドの呼気中濃度が高くなることが分かったと、岡山大大学院の森田学教授らの研究グループがに発表した。
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糖尿病を歯ぐきににじむ血から見つける、歯医者の「ついでの検査」も?
歯科医院を受診したときに歯ぐきからにじむ血から糖尿病を見つけ出す。そんな仕組みが有効なのかもしれない。
歯ぐきの血を調査: ニューヨーク大学の研究者たちを中心とする研究グループが、米国公衆衛生学会が発行するアメリカン・ジャーナル・オブ・パブリック・ヘルスで2015年2月25日に報告した。2013年〜2014年に、歯科を受診した約400人を対象に、歯ぐきににじんだ血液を乾燥させたものと指先を針で刺して出した血液について、血糖値の指標となるHbA1cの検査の結果を比べた。
中学吹奏楽部の管楽器担当者 3人に1人が顎関節症!!
中学生が過度に管楽器の練習をすると、顎の関節や筋肉が痛む「顎関節症」になりやすいことを、兵庫医科大歯科口腔外科学講座の研究グループが、神戸市内の中学校吹奏楽部員210人を調査し突き止めた。
管楽器演奏者の3分の1に症状があり、グループは「練習時は適度に休みを取って」と呼び掛けている。
レーザーを用いて歯のエナメル質を修復する技術を開発?!
近畿大学は、レーザーを用いてハイドロキシアパタイトの膜を直接歯に堆積させてエナメル質を修復する技術を開発したと発表した。
虫歯治療では、金属の詰め物や被せ物のほか、レジンを用いる方法が多用されている。近畿大学生物理工学部の研究グループでは、歯の主成分である ハイドロキシアパタイトをシート状にした「歯のばんそうこう」と呼ばれる修復技術を開発してるが、シート状のため大きく欠損した歯には適応できなかった。