ノルウェーでは、18歳以下の人は無料で歯科治療が受けられるが、それでも18歳時点で4分の1の人が奥歯に未治療/治療・抜歯済の深い虫歯を持っていた。 なかなか虫歯を根絶するのは難しいようだ。
ノルウェーでは、18歳以下の人は無料で歯科治療が受けられるが、それでも18歳時点で4分の1の人が奥歯に未治療/治療・抜歯済の深い虫歯を持っていた。 なかなか虫歯を根絶するのは難しいようだ。
虫歯などで失われた歯根に代えて顎の骨に埋め込む金属の器具「インプラント」に、歯周組織のもとになる細胞を加えて神経機能を回復させるマウスでの実験に、理化学研究所多細胞システム形成研究センターなどのグループが成功した。人にも応用可能で、食べ物の硬さや柔らかさを感じる自然な「かみ心地」が戻り、食事の満足度向上が期待できるという。英科学誌サイエンティフィックリポーツ電子版に掲載された。
以下、歯学博士 江上一郎先生の話。
「口臭は、『生理的口臭』と『病的口臭』に分類されます。
生理的口臭とは、日常生活において誰もが起こりうる口臭を指します。起床時、空腹時、緊張時、疲労時、加齢などの生理的な理由で、『だ液の分泌が低下すること』によって発生します。自浄作用があるだ液が減少すると、口の中で細菌が増殖します。その細菌が、舌や歯ぐきの粘膜、食べかすなどに含まれるタンパク質を分解するときに発するガスが口臭となります。特に、一日のうちで起床時は、口の中の細菌の数が最も多いことが分かっています。だ液1ミリリットルに含まれるその数は、ウンチ10グラムにいる細菌に相当します。私はまず、起床時に歯を磨くことを勧めています。その理由は、歯磨きをせずに朝食を食べるとウンチ10グラムに存在する細菌を一緒に食べていることになるからです」
今日、とある患者さんから問い合わせが『テレビでチーズを食べると虫歯予防になる!』との報道があったそうです。本当ですか?と言われましたが私も解らなく調べてみました。
最新の研究で、チーズを食べると虫歯予防になることが判明したという。チーズは口内のアルカリ性を強めて歯の腐食を防ぎ、さらに歯の表面に保護膜を形成するため、虫歯予防になるのだそうだ。特に固めのチーズが良いそうです。ちなみにチーズの虫歯予防の効果は、WHO(世界保健機構)も認めています。 続きを読む