「⼤規模GBRに必要な⾃家⾻採取⽅法と⼤規模GBRを回避するリッジプリザベーション(ARP)」

23日大阪で行われた「⼤規模GBRに必要な⾃家⾻採取⽅法と⼤規模GBRを回避するリッジプリザベーション(ARP)」を受講してきました。

講師は小田師巳先生です。先日の2日間コースを受講し、素晴らしいセミナーでしたので今回も受講しにいってきました。今回は1日コースでしたがさすが小田先生 大変興味深い内容でした。ARPは、インプラントを行う部位は必ず抜歯を行った場所です。また、抜歯をすると必ず歯槽骨が吸収します。であれば抜歯時に何か対応を行いインプラントを行いやすい環境を作り出すといった考え方の方法です。今回、エビデンスのある方法を日本で手に入る材料で行える方法を教えていただいました。保険治療では現在不可能ですがインプラント治療だけでなくデンチャー治療やブリッジ治療にも応用がきく方法位ではないでしょうか?他院で抜歯し、当院院でインプラント治療する場合はすでに抜歯済みですのでARPは不可能ですが、当院で抜歯をする場合は可能です。抜歯の時からすでにインプラント治療の準備が始まっていると考えてください。

より実践的なインプラント治療の適応症拡大 今すぐ役立つ実践テクニック

4月11日東京 上野のナカニシで『より実践的なインプラント治療の適応症拡大
今すぐ役立つ実践テクニック』を受講してきました。講師はインプラント学会指導医の木津 康博先生です。木津先生のセミナーは何度か受講しましたが実習コースは今回が初めてです。昨年度 ピエゾをバリオサージ3に買い替えたことのあり、活用方法を勉強してきました。昨日の大阪に続きインプラントの骨増生ですが豚の上顎骨をいじりまくり大変意味のあるコースを受講できました。たくさんセミナーを受講していますがただ聞くのだけではなく自分の臨床に落とし込むことが重要です。そのためにも復習が重要かと思います。様々な先生の話を聞きますとテンションが上りますが、空振りしないようにがんばります。

「エビデンスに基づいた安全な⽔平/垂直的硬組織増⽣術 ハンズオンコース」

3月27 28日と大阪で「エビデンスに基づいた安全な⽔平/垂直的硬組織増⽣術 ハンズオンコース」を受講してきました。講師は小田 師巳先生です。小田先生はインプラント専門医であり超有名な歯科医師です。先生のコースはほとんどがキャンセル待ちの大人気コースです。私もキャンセル待ちをしながら今回のセミナーを楽しみにしておりました。小田先生の著書を読んでファンになり今回のセミナーに申し込みました。内容はインプラントを埋入時に歯槽骨が不足していることがほとんどです。そこで我々は骨造成(骨増生)を考えますが、思い通り増生出来なかったりとくに垂直的に骨造成が難しいと言われています。抜歯をすれば必ず大なり小なり骨の吸収が起きます。その部分にインプラント治療を行いますので骨造成は必須になります。今回はソーセイジテクニックや非吸収性メンブレンの使用方法等を豚骨を使用し丁寧に指導していただけました。内容が盛りだくさんですので今後 頭の整理が必要ですが私個人的には大満足でテンションが上りました(笑)まだまだ勉強が必要です!!(記念写真のときのみマスクを外しましたよ!)

義歯システム『ZERO SYSTEM』 実習コースに参加

久々の義歯ネタ(笑) 昨日11日は千葉県の実籾(みもみ)のコウノ歯科医院で行われた 義歯SYSTEM『ZERO SYSTEM』実習コースを受講してきました。講師は 名古屋で開業の山中佑介先生と歯科技工士の神山大地先生のです。おふたりとも30代の若い先生ですが私のような初老でも負けてしまうぐらいのエネルギッシュなお二人です。

去年、なんとなく受講したウェビナーで神山先生らの講義を聞き、久しぶりに義歯好きの心が踊りました。

当院では義歯の患者さんも多く、また総義歯の患者さんも多数いらっしゃいます。すべてが自費診療のように費用と時間をかけて制作するわけには行きません。かと言って手抜き治療はけしてしてはいけません。義歯制作を長年行っていると、義歯は印象よりバイト(噛み合わ)が重要と気が付き始めます。けして印象がプアーで良いという意味ではなく、印象が程々でもバイトがあっていると噛める義歯、反対に印象が素晴らしくてもバイトがずれていると噛めない義歯となることが多いと思います。ではそのバイトをしっかり採れば良いとなるのですが、そのバイトの採得が超難問です。患者個体差が大きい、顎関節が壊れていることが多いので顎位が不安定、今回採得したバイトの再現性が乏しいことがある等様々な問題点が上がります。その対応として過去様々な巨匠が咬合採得法を提案してきました。今回のZEROシステムはゴシックアーチを使用し、保険総義歯を4回で作成し、Gerbar理論で人工歯排列をおこない両側性平衡咬合と片側性平衡咬合の両立による義歯の安定を図る義歯制作法です。今回の学びから当院でもこのSYSTEMを導入して保険・自費と隔てることな(材料の違いはあるけれど)噛める義歯を目指したいと思います。山中先生・神山先生 私の変な質問にも親身に答えていただきありがとうございます。頑張っていきたいと思います。