Geistlich Bio-Oss, Bio-Gide Advanced Seminar

15日(日)東京で行われた「Geistlich Bio-Oss, Bio-Gide Advanced Seminar」を受講してきました。講師はインプラント治療のスペシャリストの木津康博先生です。

骨補填材とメンブレンのセミナーです。インプラント治療では、骨にインプラント体に埋入しなければなりません。しかし、歯周病や顎堤吸収に伴い埋入部位の骨不足は頻繁に起こります。自分の骨を移植するのが一番と思われますが、外科的な強襲や量の問題ですべてが自家骨のみで対応できないことも多くあります。そこで必要となるのが骨補填材です。骨補填材のBio-0ss【原産国オーストラリア(過去にBSEの発症歴なし)の天然由来のウシの骨です。日本で高度管理医療機器としての安全性,有効性が認められ薬事承認を取得しております。】は牛の骨で、感染性も果てしなく0です。また、使用後の患者さんの輸血に関しても問題ありません。全世界的に安全性が認められた歴史のある骨補填材の一つと思います。

今回、より効果的な使用方法やメンブレンの使用方法を学んできました。豚骨実習も受講できたのでより実践的に学ぶことができました。

第47回日本口腔インプラント学会学術大会 イン 仙台

9月22日~24日まで仙台で開催された「第47回日本口腔インプラント学会学術大会」に参加&発表を行ってきました。

今年は理事長(三嶋 顕)ともに参加。発表も今回は口演で行ってきました。(残念ですが発表時の写真はありません)専門医教育講座のしっかり受講!来年は大阪です。また、発表の準備をしていかなくては・・・・。

JIPIコース 第2回に参加

2日3日と大阪で行われたJIPI 年間コース 第2回を受講してきました。講師は歯周病学会指導医の牧草一人先生です。

今回は切開・剥離・縫合の内容です。模型とスペアリブを使用した実習です。切開・剥離・縫合は外科処置の基本項目になりますが、この内容が治癒の予後や手術の成功の鍵をにぎることも少なくありません。今まで我流的な部分を修正しよりパワーアップしなければなりません。口は大きく180度に開くことはけしてありえませんし、喉方向からの器具操作もありえません。しかし、視野の広い模型や動物骨を使用しての実習は意味があります。自分の術を講師に確認していただいたり多方向から確認できることは勉強になります。基本をより深く学ぶことの重要さはこの頃あらためて感じています。亜流や我流は危険が潜みます。先人の素晴らしい術を学ぶのが近道かもしれません。

 

保険で審美!CR充填セミナー

20日東京で《保険で審美!CR充填セミナー》を受講してきました。講師は秋田で自費専門で開業されている湊 修先生です。湊先生のコンポジットレジン充填の数年前DVDを購入してそれからいつか実習コースを受講したいと思い今回実現しました。けして、現在のコンポジットレジン充填は自分なりに十分ではなく更なるレベルアップをはかり保険診療でも満足の出来る診療を目指すためです。

DVDの内容のの復習ではありましたが、実際に先生にチェックしていただきながらの実習は勉強になります。画面ですと2Dですので3D的に勉強できるのはためになります。また、湊先生の人柄と思いますが日頃の疑問に色々とお聞きすることが出来、有意義な時間を過ごせました。少人数制の利点ですね。

実際の治療は口腔内ですので模型のように360度方向からの治療は不可能です。そのためにも練習は必ず必要になります。現代の歯科治療は保険でもいわゆる銀歯治療は減ってきており、その背景には患者さんの審美への意識やコンポジットレジンの物性の進化、歯への接着の向上などがあると思います。全ての治療がコンポジットレジンで出来る訳ではありませんがその応用範囲は10年前に比べて広がっていると考えます。けして手が器用ではありませんがコンセプトをもって治療することは大切かと思います。