《患者さんに喜ばれる下顎総義歯の吸着を成功させるポイント》

5月28日札幌で行われた《患者さんに喜ばれる下顎総義歯の吸着を成功させるポイント》講習会に参加してきました。講師は山崎 史晃先生です。

山崎先生は吸着義歯で有名な阿部二郎先生の門下生の一人です。今回、先生が日頃行われている総義歯治療を中心に紹介していただきました。私にとっては、先生が吸着義歯を作成しながら慣れによりチェックが甘くなってしまいエラーの出やすいポイントなど私も経験しており勉強になりました。また、吸着が良くても顎間関係のエラーが問題で噛める義歯にならないことも教えていただきました。一般的に高齢社会に突入に顎堤吸収が強い患者さんも珍しくありません。そのような患者に対し色々なオプションが有ることが解決につながることもあります。頭の中の引き出しの多さが臨床には役立つことも多いです。他人の診療を勉強し自分の診療に活かすためにも普段の勉強が役立ちます。

北日本口腔インプラント研究会主催 認定講習会 5月コース

北日本口腔インプラント研究会主催 日本口腔インプラント学会認定講習会 5月コースが13日14日と札幌で開催されました。

13日 講師はインプラント専門医 柳先生・インプラント専門医 尾崎先生・インプラント指導医 三嶋先生が講義

14日 講師は日本歯科大学教授 代居先生・インプラント専門医 富田先生が講義をされました。

『河原英雄先生セミナー』

4月22日23日と福岡で行われた『河原英雄先生セミナー』を受講してきました。総義歯の勉強です。河原先生は現在76歳ですが現役バリバリの歯科医師で現在も九州で診療に当たられています。今回は1月の新宿で河原先生セミナーに続き受講してきました。今回のセミナーを探すのに大変でしたがご協力していただいた先生方のお陰で無事に受講出来ました。

先生の技法は、旧義歯・新義歯に関係なく短時間で義歯を調整し、前歯で食べれる義歯すなわち日本人にあった箸文化の食事が不自由なく食事が出来ようにすることです。義歯をリマウントし口腔外で適切な咬合調整をすることで食べれるようになります。多数の受講生も同じ技法で治療し成果を多数あげています。前歯で咬むことは脳に対し刺激が伝わり患者さんの健康状態が著しく向上することも解ってきています。

私も義歯好きですので色々と診療してきました。この数年は印象より咬合の重要性に気づき、特に水平的な顎位のエラーは成否に直結します。しかし。咬合が重要と知りながら対応出来ていないことも多くあります。口腔内では義歯の咬合の適否を判断することは難しく誤診につながりやすいと考えます。そこでリマウント方になりますがリマウント後の咬合調整について書かれている教科書は少なく、新義歯ならともかく旧義歯での咬合調整については数冊しかありません。義歯の教科書は印象中心の内容が多い傾向があります。

今回の治療法は。歯科医師なら誰でも取り入れやすい方法で結果も良好です。私もまだまだ初心者ですがこれが義歯治療の一つの答えのような気がします。すべての患者さんに100点義歯治療は難しいかもしれませんが努力を重ね80点以上の義歯を提供出来る歯科医師になりたいと思います。

日本口腔インプラント学会認定講習会4月コース

8・9日と北日本口腔インプラント研究会主催 日本口腔インプラント学会に認定講習会4月コースが行われました。このコースは11月まで続く長期コースです。

日本口腔インプラント学会認定専門医取得時に必ず受講しなければなりません。

8日 北日本口腔インプラント研究会 三嶋顕先生、9日 北海道大学口腔外科 鄭漢忠教授・インプラント学会専門医 富田達洋先生です。