宮沢賢治「雨ニモマケズ」

今日からみしま歯科医院7条院の待合室に宮沢賢治の超有名な詩「雨ニモマケズ」の額を飾る事になりました。

私が個人的にこの詩が好きで購入しました!この額は、宮沢賢治の手帳に書かれていた自費筆をコピーした物で、執筆日の1931年11月3日の記載や文章の訂正部もありリアルなものになっています。

来院時には是非ご覧下さい。そして詩の意味を考えてみて下さいね!

雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に 玄米4合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに よく見聞きし 分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の小さな茅葺き小屋にいて
東に病気の子どもあれば 行って 看病してやり
西に疲れた母あれば 行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や 訴訟があれば つまらないからやめろと言い
日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい

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《石器時代人の歯は現代人よりも健康!?》

 古代人の歯は現代人の歯に比べて健康的だったことが、オーストラリア、アデレード大学オーストラリア古代DNAセンター所長のAlan Cooper教授らの研究でわかり、研究論文が「Nature Genetics」掲載された。

過去7,500年にわたるこの口腔衛生の悪化は、ヒトの進化や産業化が原因で口腔細菌が変化した結果であり、これらの変化が口腔やその他の慢性的な健康障害をもたらしたという
Cooper氏らは、欧州の有史以前の人骨34体から発見された歯石に保持されていたDNAを調べた。これらの検体を用いて、石器時代から最後の狩猟採集民、中世、産業革命の食品製造導入後まで、口腔細菌の変化を分析した。その結果、ヒトの行動や食事の進化は口腔衛生に悪影響を与えた。
Cooper氏は、「口腔細菌の組成は農作開始時と、150年ほど前にも大きく変わった。産業革命で加工糖と小麦粉が登場すると、口腔細菌の多様性は激変し、虫歯を引き起こす菌が優勢になった。現代の口腔は基本的に、恒常的に疾患の状態にある。これは、過去7,500年の進化が体内の細菌に及ぼす影響、健康に及ぼす重要な結果を初めて記録したものである」と述べている。

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「虫歯は近代の生活習慣病ともいえるかもしれません!その病気に対抗するため現在の歯科治療が確立してきたと思います、近年は予防の概念や食育の教育等が進み、日本では子供の虫歯は減少傾向にあります。歯科医師の役目も治療から予防への変化を来してきました。しかし、口腔内で様々な問題が起き、困っている患者さんもまだまだたくさんいることも事実です。我々歯科医師が国民にために何をすべきか?をいつも考える事が大切だと思います。」三嶋直之

おもしろキーホルダー!

今日、札幌の患者さんからマレーシア旅行でのお土産をいただきました。

昆虫の背中をよく見てみて下さい!何かが浮かんでくると思います。

P1030295日本でも昔に人面魚が流行りましたが・・・、人面虫ですね(笑)

色々な昆虫がいる物ですね。患者さんのSさんありがとうございます。

口内炎の薬に痩身効果? ネズミで確認?!

口内炎の治療に使われる薬をネズミに投与したところ、肥満ネズミが痩せる効果が確認されたとして、米ミシガン大学の研究チームは、医学誌ネイチャーメディシンに研究結果を発表した。ネズミたちは食べる量を減らしたり運動量を増やしたりしなくても体重が減ったという。

研究チームは年内に臨床試験に踏み切る方針で、人間にも効果が表れる可能性は高いと期待を示している。

実験では、脂肪分の高い餌を与えて肥満状態にしたネズミに対し、口内炎の治療薬として米国で15年以上前から市販されているアンレキサノクスを投与した。

その結果、ネズミたちは高カロリーの餌を食べ続けているにもかかわらず体重が減り、アンレキサノクスの投与をやめると再び元の体重に戻った。

研究チームは複数の医薬品について調べた結果、代謝をコントロールする遺伝子に対してアンレキサノクスが作用することを発見。ネズミに投与すると、食欲を抑えることなく代謝を上げる効果があることが分かったとしている。

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みしま歯科医院でも口内炎に投薬しますが、くれぐれもダイエット目的に飲み込まないように気をつけて下さいね(笑)三嶋直之