歯内療法:ゲーツドリル#3をみなおす

歯科医師にとって歯内療法は歯の保存の観点からもきちんと行わなくてはいけない歯科治療の一つです。(手の抜いてよい治療なんてないのですが・・・)インプラント専門医でもなんでも抜歯してインプラント治療は間違った考えだと私は考えています。

田舎の歯科医師は、日頃の勉強にネット環境が大変重宝している事実があります。特に今年のコロナ影響下ではなおさらです。

私の歯内療法の考え方を決めていただいたがロサンゼル開業の清水藤太先生です(私が一方的に尊敬しているだけですが・・・)。その清水先生のFBの中を見返してみるとゲーツドリルに関してのコメントがあり、この数ヶ月改めてゲーツドリルの素晴らしさに一人感動しています。清水先生はゲーツドリルの#3をヨシダ エレメントモーターについて使用しています。私も同様にエレメントモーターを使用して根管の歯冠側1/3をゲーツを使用して拡大します。その後根尖方向を拡大するのですがニッケルチタンファイルに対する抵抗が少なく、明らかにファイル破折抑制に働いていると思います。根管の複雑な形態をシンプルにする役目をゲーツドリルが担っています。コストパフォーマンスも良いし、歯内療法のプラスになることは間違えないと思います。ニッケルチタンファイルだけで根管拡大することも可能かと思いますが、洗浄効果やファイルに対する抵抗軽減に役立つと思います。私は抜髄・感染根管ともにゲーツドリルの恩恵をもらっています。オススメです。(歯科医師以外の方はスルーして良い内容でした!)

 

北海道医療大学歯学部にて講義

今日(28日)、北海道医療大学歯学部の授業を行ってきました。昨年までは父が医療大学の授業を担当していましたが今年から私にバトンタッチです。講義の内容は「口腔インプラントの歴史」です。近代歯科インプラントの歴史は100年足らず、日本でもチタンインプラントの歴史は70年程度をいわれています。先週行われた「日本口腔インプラント学会」の大会も50回大会でした。つまり50年ですね。私もインプラントに携わって15年程度です。今回、授業はコロナ感染症の影響で直接 学生の前に立つことはなく、リモートで授業です。学生も自宅等で受講するようです。反応がわかりませんので居眠りしていてもわかりません(笑)朝9時からの授業でしたので多分 学生の方は眠かったのではないでしょうか?スライドも180枚作りましたが90分授業では多すぎたようで後半は駆け足になってしまい申し訳ありませんでした!自分のインプラント歴史を勉強でき、準備の2ヶ月間は充実した毎日でした。

インプラントマスターコース第13回 最終回

7月12日 東京 高田馬場でインプラントマスターコース第13回 最終回が開催・参加してきました。本来4月の予定でしたがコロナ影響で7月まで延期されました。

今回で最終回ですが、まだまだインプラント治療を中心に勉強しなければなりません。まずはこのコースの見直しと自分に対する宿題を課して勉強しなければなりません。

長期に渡り指導していただいた皆川先生並びにスタッフの皆さんに感謝いたします。

まだまだ勉強したいことがありますので引き続き皆川先生のストーカー(笑)として頑張って行きたいと思います。このコースを受講してインプラント治療についてより自信を持ったことと、自分が勉強不足な事柄が鮮明になったような気がします。そのためにもコースを再受講をして勉強に励みたいと考えています。