虫歯予防の新ルール!

虫歯予防の進化

■従来の虫歯予防の考え方
虫歯になるまでのプロセスとは、虫歯菌などの塊であるプラークが歯の表面に付着し、歯の表面に穴を開けるというものです。このまま放置すると歯に穴を開けて虫歯になるため、プラークをなるべく早く歯ブラシでブラッシングして機械的に除去(できれば食事の後3分以内)というものです。歯の表面に付着したプラークをどれだけ取り除けるのかに重点をおいた虫歯予防法です。

■新しい虫歯予防の考え方
従来のプラーク除去法に加えて、口腔環境の時間的経過や変化をふまえて行なう虫歯予防法です。食事をすると口の中や歯の表面のpHが変化するため、このpH変化を虫歯予防に役立てるというものです。歯磨きも食事の後すぐではなく、1時間程度してからのほうがベターといわれています。

口腔内のpH環境をシンプルにまとめると……

口の中は唾液の中和成分の働き、常に中性付近を保とうとしますが、単純にいうとpHが酸性になると歯の表面からミネラル分が溶け出して歯を溶かし、アルカリ性になるとミネラル分が沈着して歯石が増えるようになります。

どちらかに一方的に傾いてしまうと問題が起こりますが、時間とともに唾液が自然に中和してくれます。さらに酸性状態から中性に戻ろうとする場合には溶けた歯の再生が行なわれます。ちなみにエナメル質が溶けるのは、pH5.5以下がおおよその目安といわれています。

酸性で歯が溶けるといっても1日単位では歯の表面がわずかに脱灰される程度。全く心配はいりません。しかし長期間に渡って中性に戻れないような状態が続くと、歯の表面が酸で徐々に溶かされてしまう酸蝕症になります。酸蝕症はプラークが付着していなくても歯が溶けてしまう状態なのです。

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第33回 岩見沢健康まつり

9月30日 岩見沢で行われた「第33回 岩見沢健康まつり」に無料歯科相談サービスのため参加してきました。台風のため小雨が降っていましたが多数の参加をありがとうございました。来年も参加予定ですが何担当になるかわかりませんが頑張りたいと思います。

 

なぜ白い歯が黄色に変色してしまうのか?!

テレビなどで芸能人やスポーツ選手の歯を見ると、信じられないほど白く輝いていてびっくりすることがあります。お金をかけて特別なケアをできるセレブたちは白い歯を維持している一方、一般人は少しくすんだ色の歯を持っていることがほとんどです。「一体なぜ、白かったはずの歯が変色してしまうのか?」という謎について、サイエンス系のWEBメディアLive Scienceが報じています。

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無事に修了!!!

3月11日 東京で日本歯科先端技術研究所の学術大会にて発表をしてきました。私はトップバッターでした(汗)

10分程度の発表でしたが、毎回発表は緊張するものです。内容に関しては自己判断できませんがそれなりの準備はしてきたつもりです。発表が終われば全て修了です。今後も学会を中心に発表していきたいと考えています、さぁ~て、今年の10月の発表に準備が・・・・(汗)