2日3日と大阪で行われたJIPI 年間コース 第2回を受講してきました。講師は歯周病学会指導医の牧草一人先生です。
今回は切開・剥離・縫合の内容です。模型とスペアリブを使用した実習です。切開・剥離・縫合は外科処置の基本項目になりますが、この内容が治癒の予後や手術の成功の鍵をにぎることも少なくありません。今まで我流的な部分を修正しよりパワーアップしなければなりません。口は大きく180度に開くことはけしてありえませんし、喉方向からの器具操作もありえません。しかし、視野の広い模型や動物骨を使用しての実習は意味があります。自分の術を講師に確認していただいたり多方向から確認できることは勉強になります。基本をより深く学ぶことの重要さはこの頃あらためて感じています。亜流や我流は危険が潜みます。先人の素晴らしい術を学ぶのが近道かもしれません。