北日本口腔インプラント研究会 認定講習会4月コース

6日7日 札幌で北日本口腔インプラント研究会 日本口腔インプラント学会認定講習会がスタートしました。初日は北日本口腔インプラント研究会 会長:三嶋顕、7日は北海道大学 鄭 漢忠 教授・北海道医療大学 村田勝 教授でした。このコースは11月まで続く長期コースとなります。私は主催者側の人間として参加させていただいています。

ツインビーム・LED・デイライトを導入

私の診療の9割は拡大鏡を使用した治療になります。義歯治療でさえ褥瘡性潰瘍の場所を特定する場合使用しています。現在13倍の拡大鏡を使用していますが拡大率が上がるほどライトの明るさが問題になることが多いと感じています。拡大率が上がるほどより明るい光が必要となります。現在まで10万ルクスの拡大鏡に取り付けタイプを使用していましたがまだ足りない感じで今回「ツインビーム・LED・デイライト」を導入しました。今回の明るさは14万ルクス!!!コンポジットレジンが簡単に固まります(笑)でもかなり明るいです。満足な明るさですが価格も驚愕的な価格です。拡大鏡よりも高価です(涙)でも、マニアな私は実物をみて即購入を決めました。顕微鏡を買えばことは足りますが、拡大鏡の複数の患者さんを同時に観ることが可動性も魅力です。見えることは歯科診療において正義になると思います。見えない盲目的な感覚の治療は悪になりうると考えています。診査・診断は見えてこそ正しい治療計画の大きなヒントになると思います。頭にかかる重さは問題になりますがそこは上半身の筋トレでカバーする予定です(笑)

第35回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会

24日、東京の母校(日本歯科大学)で行われた第35回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会に参加してきました。全国のインプラント専門医が300名集まりインプラント講習を1日受講してきました。様々な新しい内容や復習をしてきました。インプラント専門医は安心・安全なインプラント治療ができることはもちろんのこと他院でトラブルになったインプラント治療に対しても対応できるようにならなければなりません。そのためにも日々研鑽は必要なことと考えます。100%の医療はありませんが100%に近づけるように努力することは誰もができる努力ですので。何歳になっても研鑽を忘れてしまったら医療人を引退するときだと感じています。ベテランも初心者も関係ありません!研鑽あるのみです。その研鑽は人間的にも研鑽です。

アルツハイマー病の原因候補に「歯周病菌」が浮上、歯磨きがアルツハイマー病予防に役立つかも?

行動・思考・記憶に影響を及ぼすアルツハイマー病に、世界で3000万人以上が悩まされています。その発症にはヘルペスウイルスの関与が疑われていますが、これとは別に、「歯周病菌」の関わりを主張する論文が学術誌・Science Advancesに掲載されました。

この論文は製薬会社・Cortexyme(コルテキシム)の共同創業者で精神科医のステファン・ドミニー氏や、大学院生としてアルツハイマー病を研究していたケイシー・リンチ氏らによって発表されたもの。 続きを読む