26日 27日 北日本口腔インプラント研究会 日本口腔インプラント学会認定講習会8月コース 講師は26日 明海大学 申 基喆教授・27日は インプラント学会指導医(北日本口腔インプラント研究会 副会長) 永山正人先生でした。
歯の神経の創傷治癒を促すメカニズムを解明-できるだけ削らない治療へ
新潟大学は、歯の中にある歯髄と呼ばれる神経組織の傷の治癒期における、炎症や痛みに関与する生体内物質プロスタグランジン E2の輸送経路と新たな役割について明らかにしたと発表した。
むし歯は進行すると歯の内部組織である歯髄に波及し、炎症や痛みを生じる。歯科医師は、むし歯による感染が歯髄にまで達してしまうと歯髄を除去し、いわゆる”神経を抜く”治療をするが、この除去は歯をやむを得ず削ってしまうため物理的に歯を脆弱化させ、将来的に喪失リスクが高まってしまう。そこで、歯髄自身が持つ高い自己治癒力を利用した「できるだけ歯を削らない」治療法を考えたということだ。
DESIGNS FOR VISION, INC.
今回は拡大鏡の話です。今までサージテルの10倍を使用していたのですが私のすきなメガネフレームが製造中止でいつも中古を探しては使用していました。カッ良くは無いので歯牙私の頭に合っていました。新しいメガネフレームはライトとレンズが重いためずれて来てしまい私には合いませんでした。また、前のメガネフレームは曇るのを予防するためにレンジを外して使用していました。
FBを閲覧していましたらある先生のページに拡大鏡の記事があり閲覧。私の知らないメーカーでした。それが《DESIGNS FOR VISION, INC.》医科ではかなり有名らしく1961年創業で、埋め込み型拡大鏡を世界で初めて開発し、アメリカでは外科分野で90%以上の拡大鏡シェア、歯科分野では50%以上のシェアを獲得しているそうです。
また、拡大鏡の倍率の基準はメーカーによりさまざまで、Designs For Visionの倍率は、ジオプターを元に測定しているそうです。例えば、Designs For Visionの2.5倍が10ジオプターに対し、他社の2.5倍は8ジオプターが多く、2.5倍で比較した際に拡大画像に明らかな差が出るようです。試しにDesigns For Visionの最大倍率8倍を借りてサージテル10倍と比べるとサージテルで言えば12倍前後ある感じに見えます。
早速、注文しましたがアメリカでオーダーメイド製造のため2ヶ月ぐらいかかりました。もちろん、オーダーメイドですので色々と測定してもらい作製。現在はDesigns For Vision 8倍に乗り換えて使用しています。いい感じですよ!
保険で審美!CR充填セミナー
20日東京で《保険で審美!CR充填セミナー》を受講してきました。講師は秋田で自費専門で開業されている湊 修先生です。湊先生のコンポジットレジン充填の数年前DVDを購入してそれからいつか実習コースを受講したいと思い今回実現しました。けして、現在のコンポジットレジン充填は自分なりに十分ではなく更なるレベルアップをはかり保険診療でも満足の出来る診療を目指すためです。
DVDの内容のの復習ではありましたが、実際に先生にチェックしていただきながらの実習は勉強になります。画面ですと2Dですので3D的に勉強できるのはためになります。また、湊先生の人柄と思いますが日頃の疑問に色々とお聞きすることが出来、有意義な時間を過ごせました。少人数制の利点ですね。
実際の治療は口腔内ですので模型のように360度方向からの治療は不可能です。そのためにも練習は必ず必要になります。現代の歯科治療は保険でもいわゆる銀歯治療は減ってきており、その背景には患者さんの審美への意識やコンポジットレジンの物性の進化、歯への接着の向上などがあると思います。全ての治療がコンポジットレジンで出来る訳ではありませんがその応用範囲は10年前に比べて広がっていると考えます。けして手が器用ではありませんがコンセプトをもって治療することは大切かと思います。