歯のエナメル質の人工形成に成功 虫歯治療に応用へ !

東北大学は、人体の歯の表面にあるエナメル質形成の仕組みを解明し、人工的にエナメル質を形成することに成功したと発表した。虫歯治療や歯の再生技術への応用に期待できるという。

エナメル質は、歯の最外層にある人体で最も固い組織。骨や軟骨といった硬組織とは異なり、皮膚の上皮細胞や毛、爪と同じく「歯原性間葉細胞」と呼ばれる上皮細胞によって形成されているのが特徴。

実験では、歯原性間葉細胞に発現するタンパク質の一種「エピプロフィン」が全身に発現するよう、実験用マウスの遺伝子を操作した。すると通常のマウスではみられない場所にエナメル質が形成されたほか、歯のかみ合わせや形にも異常が認められた。研究チームによれば、エピプロフィンは歯の発生過程で細胞増殖因子「FGF9」「SHH」の発現を誘引し、歯原性間葉細胞の増殖を促進させていることが明らかになったという。

エナメル質は失ってしまうと再生することは不可能であり、現在までの治療では、金属やレジンなどの人工物による修復が行われている。研究チームは、虫歯で失ったエナメル質の再生や歯冠や歯根の形を制御できる技術への応用を目指すとしている。(インターネットより)

*更なる研究に期待大ですね!! 人間の歯の大きさまで再生するにはまだ掛かりそうですが・・・・(三嶋直之)

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『KY Bite システム セミナー』

24日は東京 御徒町で行われた『KY Bite システム セミナー』を受講してきました。講師は東京日本橋で開業の土屋公義先生です。

土屋先生は義歯で有名や塩田先生や村岡先生セミナー等でセカンド講師を長年務めており、土屋先生メインのセミナーを受講してきました。私も何度かセミナーではお会いいたしました。義歯作製だけでなく歯科治療において咬合の重要さは歯科医師なら誰しもが思うことだと思います。しかし、理解するのは咬合は個人差があり、マスターするには難しい学問であることも確かかと思います。義歯では、垂直的咬合高径の幅は5ミリ程度許容範囲がありますが水平的な顎位はドンピシャでなければ噛める入れ歯になりにくいと思います。極端なことを言えば印象が多少プアーでも咬合が決まると噛める義歯になりうると考えます。今回、その水平的な咬合の探し出す一つの方法について学んできました。義歯咬合も興味がありますが有歯顎での確定法も興味があり受講してきました。塩田先生の軟化パラフィン臼歯部咬合法を更に発展させて内容を勉強できて満足な1日でした。自分の診療にも落とし込む必要が今後ありますが是非活用していきたいと思います。

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レガシーインプラント講義&実習を担当!

16日の北日本口腔インプラント研究会 認定講習会でレガシーインプラント講義&実習を担当させていただきました。

認定講習会では初めての講義でしたが、インプラテックスの方と数か月前から準備していました。今回の実習では、講師デモをして受講生に模型実習してもらう形式ではなく、少しでも実践的な内容と思い一工夫させていただきました。受講生にはどうよな感想だったかわかりませんがそれなりに準備して来ました。来年度以降もよりパワーアップしていきたいと思います。

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北日本口腔インプラント研究会主催 認定講習会 10月コース

15・16日と北日本口腔インプラント研究会主催 日本口腔インプラント学会認定講習会 10月コースが開催されました。

15日は恵佑会札幌病院口腔外科 山下哲郎先生、16日は日本先端技術研究所 会長 簗瀬武史先生でした。4月から始まったこのコースも11月コースが最終コースとなります。

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