18日 北日本口腔インプラント研究会主催の定例会&公開講座が行われました。
講師は 日本歯科先端技術研究所 会長 簗瀬武史先生・日本歯科先端技術研究所 東海地区会長 近藤昌嗣先生でした。
60名近い方が参加していただきました。参加していただいた皆様有難うございました。今後も年4回の定例会と年2回の公開講座を行いますので皆様の興味を引くそして勉強になる内容の講演会にしたいと思います。北日本口腔インプラント研究会にご興味のある方はご連絡を!mishimashika@gmail.com
以下の内容はマニアックな歯科医師しかわかりませんのでご了承ください。
先日 岩見沢のT先生のお話をしていましたら歯内療法のニッケルチタンファイル 《Wave one Gold》を導入したとのこと。その会話からの内容です。
このシステムは基本的に1本ファイルで根管形成を終了するというもの。コンセプトはシンプルで素晴らしいと思いますが、まず、抜髄根管治療が中心で使用するシステムであること、グライドパス(穿通性の確保)ができたうえで使用することが考えられます。穿通はステンレスファイルの#15まで穿通性が確保されていると、根尖部を破壊せずに綺麗な拡大形成できると思います。また、歯冠側1/3がゲーツドリル3番ぐらいまでの拡大があると歯冠側でのプレッシャーがなくなりファイル破折防止に繋がると思います。(拡大時にはEDTA等の潤滑油を使用するとスムーズに拡大できますのでこれも破折防止に繋がると思います。)
最終拡大の大きさですが、洗浄効果も期待して6テーパー以上は必要かと思います。また、拡大の大きさですが抜髄症例であれば30番~40番(細い根管では25番もありかと ただし、25番までの拡大では洗浄と根充が難しくなるかも?)が標準だと思います。根尖部の大きさが約0.3ミリであり(例外の根管も有りますが:下顎大臼歯遠心根等)ますので、抜髄症例では根尖部を破壊したくありませんので30番程度と言われています。しかし、根尖は完全なる円ではありませんので、私の臨床では最低35番まで拡大と考えています。
ですのでwave oneシステムではミディアム(#35 .06テーパー)のぐらいまで拡大したいところです。ちなみに私の臨床ではWave one Goldを使用していませんので理論上の話になりますが・・・。メーカーはプライマリー(#25 .07テーパー)で十分と言われるかもしれませんが・・。
根充では6テーパーの付いているガッタパーチャポイントであればシーラーを根管内にレンツロで多めに流し込みシングルポイント根充も大きな問題はないと思います。(現在は根充法の選択より、根充前の洗浄に成功のカギがあると言われています)
こんな感じでどうでしょうか?間違っていたらごめんなさい。いつもお世話になっているT先生へ!