『ソーセージテクニック』ハンズオンコース(臼歯部編)

4月10日は東京 日暮里で行われた『ソーセージテクニック』ハンズオンコース(臼歯部編)【Dr.Istvan Urban 認定コース】を受講してきました。講師は歯周病学会指導医の多保 学先生と口腔外科学会 専門医の松田博之先生です。お二人は日本歯科大学の同級生で私はその大学に先輩になりますが私と比べ実力に雲泥の差がお二人から学んできました。Urban先生のソーセージテクニックは以前から行ってきましたがその勘所を認定コースですので更に学べると思い参加してきました。沢山のポイントや裏技的な内容もあり満足できるコースでした。まだまだインプラント治療は奥深いところが多数ありますので努力は続けなければなりませんね。今後前歯部編も開催予定のようですので是非参加したいと思います。

電子タバコの口腔内細菌叢と免疫への影響

米国ニューヨーク大学の研究チームが、国際学術誌 mBio において発表した論文によると、電子タバコ喫煙者は固有の口腔内細菌叢を有しているという。電子タバコ喫煙者の口腔内細菌叢は、紙巻タバコ喫煙者よりは健康的であるが、非喫煙者よりは健康的でない可能性があり、時間とともに歯周病を悪化させる可能性があるという。

本研究は、ニューヨーク大学歯学部分子病理学のDeepak Saxena 教授とXin Li 教授らによって行われた。紙巻タバコの口腔内環境への影響については長年研究されてきており、その弊害は広く知られている。一方で、電子タバコの口腔内環境への影響については、電子タバコ自体が比較的新しい嗜好品であるため、その長期的影響についてはまだ十分な研究が行われているとは言い難い。

Deepak Saxena 教授とXin Li 教授は、

 これは電子タバコが、どのように口腔内環境に影響を与えているかを調べた最初の縦断研究です。電子タバコの喫煙は、固有の口腔内細菌叢の成長を促進し、紙巻タバコの喫煙者にも見られるいくつかの細菌の成長にも影響を与えています。そして、電子タバコ喫煙者固有の口腔内細菌叢は、口腔内環境にリスクを及ぼすものです。
 

などと述べている。

本研究チームは、「電子タバコ喫煙者群に固有の口腔内細菌叢は、宿主の免疫反応を変化させている。そのことは歯周病の臨床指標とも一致しており、電子タバコが口腔内環境にとってリスクになる機序を示している。」と結論づけている。

インターネットニュースより

今年から・・・非常勤講師に!

今年から岩見沢市医師会付属看護高等専修学校の非常勤講師になりました。今まで父の(三嶋顕)が長年講師をしていましたが今年から私にバトンタッチすることになりました。今年の年末の11月に3回に渡り講義を予定していますが今から準備をして頑張りたいと思います。

GBRに関する実習セミナー ~インプラント埋入と同時のGBR成功法~

12月4日 東京 神保町で行われた『GBRに関する実習セミナー ~インプラント埋入と同時のGBR成功法~』を受講してきました。講師は横須賀で開業されている千 栄寿 先生です。先週に続きまたインプラントの骨造成ですが、今回は水平的な骨造成をインプラントと同時埋入を行う方法を豚実習を通じて学んできました。細かなテクニックや私も気が付かない方法など詳細に教えていただき勉強になりました。頭でわかっていながらも手が動かなかったりすることも多いので豚実習は模型実習にないリアル実習ですので勉強になります。今年はこれで北海道を離れるセミナーはすべて終了しました。来年は少しでもコロナが落ち着けばよいのですが・・・。