《フッ素のちから その2》

今回は《フッ化物洗口のむし歯予防のメカニズム》についてです。:-)

フッ化物は、歯の表面のエナメル質に組み込まれ、歯を丈夫にします。さらにむし歯菌が作り出す酸により歯を溶かすのを防ぎます。また、フッ化物はむし歯菌に対して酸の産生を低下させます。 😉

〈なぜ、インプラント治療を行うのか?〉

今日、岩見沢のまなみーるにて滝川歯科医院 柳 智哉先生の〈なぜ、インプラント治療を行うのか?〉題した講演を三嶋歯科7条院スタッフと共に受講してきました 🙂 柳先生は日本口腔インプラント学会の専門医でもありP.O.I認定指導医でもある有名な先生です。また、北日本口腔インプラント研究会でも多数のご協力をしていただいています 🙂 現状の歯科医療について、そしてこれからの歯科医療についての話等がありました 😉 先生の結語として〈なぜ、インプラント治療を行うのか?〉の回答は〈患者さんの為に!!〉という話があり、私も同感です 😉 先生の丁寧な講演に感動し、良い講演を受講することが出来ました 😀

《フッ素のちから  その1 》 

今日から何回かに分けてフッ素について勉強してみましょう 🙂

今回は《むし歯の要因とその予防》

むし歯はいくつかの要因が重なると発生しますが、その要因に
は大きく次の3つがあります。

1.甘い食べ物や飲み物に含まれる糖

2.ロの中にいるむし歯菌

3.むし歯に弱い歯の質

この3つの要因に対応する手段には

1.甘い食べ物や飲み物に含まれる糖に対して

食べたり飲んだりする時閤と量を決め、適正にとるようにしましょう。

2.ロの中にいるむし歯菌に対して

歯の表面に歯垢〔プラーク〕となって付着しているむし歯菌を歯ブラシでできるだけ取り除きましょう。また、歯問ブラシやデンタルフロスも使って歯と歯の問もきれいにしましょう。

3.むし歯に弱い歯の質に対して
歯の質を強くするには、フッ化物洗ロやフッ素入りの歯磨き剤を使いましょう。

〔シリーズ MIに基づく歯科臨床01 外傷歯の診断と治療〕

〔シリーズ MIに基づく歯科臨床01 外傷歯の診断と治療〕 月星光博 著〔クインテッセンス出版〕

必読の参考書です:-) 私の診療所では日常で歯が破折・脱臼・骨折など数ヶ月に1度あるかないかの治療になります =-o ほとんどが未成年者で部活や運動時の転倒などで歯が脱臼してくることが多いです。また、小児は転落時に顔面をぶつけて脱臼なんてことも多いようです :-!この参考書は、この外傷歯にポイントをしぼり、内容豊富に書いてあります 🙂 月星先生は外傷歯や歯牙再植の分野では有名な先生で、その分野のプロだと思います 🙂 月星先生の本はしばらく絶版になっていたので、リニューアル出版されてうれしい限りです 😉 なかなか外傷歯の参考書は無いものです。毎日の診療には必ず出くわすことはないですが、外傷は急患で来ることが多いですので勉強しなければいけません =-o つい先日も女の子が前歯を完全脱離で来院しました :-! 急いで再植術を行い、2週間後には見事に回復していました 😀 未成年者で脱臼してから1時間以内だと再着が可能性がかなり上がるそうです 😀 もし、皆さんも歯が脱離したら、口の中に入れて持ってくるか牛乳にいれて持ってきてください!絶対にゴシゴシと歯を洗ってはいけません :-! 根の表面にたくさんの組織がくっついていてそれが再植には必要なのです 😉