歯周治療って面白い! マンガでわかる考え方とテクニック 1.基礎編

歯周治療って面白い! マンガでわかる考え方とテクニック 1.基礎編

松井徳雄・浦野智・佐々木猛・山内忍・水野秀治・佐々木康宏・小野善弘 著

少し前の前の専門書になりますが、ある機会で読むことになりました。全2巻で今回は上巻と言ったところでしょうか。

この本は、新米歯科医師の歯周病治療を中心に切磋琢磨していく様子をマンガでわかりやすく書いてあります。

大変、おもしろく歯科衛生士の方でも十分楽しく読むことが出来ると思います。理解しやすい内容として新米歯科医師が先輩から学んだ内容に疑問を持ち、知識を深めていくのですが、その疑問が歯科医師なら同じ疑問があり、まるで自分が質問しているような錯覚になります。また、各章を細かく分けていますので、「今日はここまで勉強、明日はここから!」みたいな感じで読書出来ると思います。実際連載をまとめたようでその事が読みやすくなっていると思います。難しい本が嫌いな方や気軽に勉強したい方にはとっておきではないでしょうか?内容もけして古くはないと思いますよ。歯周病の勉強始めの最初のステップとして最適ではないでしょうか?下巻も読破したいと思います。

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阿部二郎の下顎吸着義歯 臨床テクニック

今日は札幌で行われた義歯のセミナーの参加してきました。

講師の阿部二郎先生は調布で開業の臨床医ですが、この10年ぐらい下顎総義歯吸着理論で有名な先生です。私も数回受講しましたが、復習もかねてと前のセミナーとどのくらい変わっているかな?と思い受講してきました。

BPSシステムを中心にシステマチックに製作される義歯は素晴らしいと思います。ただし、このシステムは技工料・材料も含めて自費でなくては行う事は不可能かと思います。阿部先生のこのシステムは自費で行うべきともおっしゃっていました。

冒頭、阿部先生から現状の歯科界や歯科技工士界等の日本では問題が山ずみで歯科保険制度の崩壊も今後起こりうる事について話がありました。これから若い世代の歯科医療従事者が考えていかなくてはならない重要事項と思いました。

私も義歯治療が好きで色々と頭を悩ましますが、まだまだシステムとして完成しておりません。試行錯誤と言ったところが正直な感想です。これからも保険診療・自費診療関係なく患者さんのために何が最良かを考えながら切磋琢磨するしか道はなさそうです。今日学んだことを復習して自分の診療にエキスを取り入れたいと思います。

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Dr.NAOの気まぐれお弁当日記

今日は久しぶりの講習会。そこでのお弁当です。今日は札幌は暑い日のようですが1日室内にいると外の様子はさっぱりわかりません。夏でも室内はエアコンのためジャケットが必要ですね!

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