《総義歯吸着への7つのステップ》

《総義歯吸着への7つのステップ -コピーデンチャーテクニックとその応用-》 村岡秀明 著 株式会社ヒョーロン

先日、講習会を受講してきた村岡秀明先生の著書である。

村岡先生の単独の著書は久しぶりですが(この本の発売は2009年)、講習会を受講してコピーデンチャーを勉強したくなり購入してみました。

内容は村岡先生がよく言われる「入れ歯の形」について後半はコピーデンチャーの作成方法や応用方法など書かれています。写真はすべてホームビデオ画像ですので少し荒いですが、不鮮明ではありません。本でもライブ感は伝わりますがライブ映像からのカットした物ではなく、できればDVD付きでムービーで勉強したいところです。「村岡秀明のコピーデンチャーDVD集」なんて個人的には出していただきたいところです(笑)。もっと症例がみたいです!

入れ歯の患者さんの悩みは人それぞれです。私も、入れ歯を色々と勉強していますが、様々な治療の引き出しをもち、臨機応変に対応し、良好な義歯を作製する事が必要と思います。一つの治療方法だけですべての症例に対応する事が難しいことも多く、その治療に悩んで切磋琢磨することがこの義歯道を歩む心持ちかと思います。コピーデンチャーもその方法の一つかと思います。

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おもしろキーホルダー!

今日、札幌の患者さんからマレーシア旅行でのお土産をいただきました。

昆虫の背中をよく見てみて下さい!何かが浮かんでくると思います。

P1030295日本でも昔に人面魚が流行りましたが・・・、人面虫ですね(笑)

色々な昆虫がいる物ですね。患者さんのSさんありがとうございます。

症例から読み解く「力」の兆候

17日は、札幌で行われたGC講習会《症例から読み解く「力」の兆候》を受講してきました。

講師は静岡県浜松市で開業の熊谷真一先生です。熊谷先生の講演ははじめて伺いますがGCのDVDや雑誌等で拝見していました。

今回の内容は、《力》です。

力と言ってもスポーツ医学等ではなくお口の中で起きている、力(咬合力)についてです。まだまだ、口腔内の力について、診断や治療が確立していません、(個体差や症状が様々で確定診断しにくいと思います)。

しかし、口腔内でコントロールできていない力は起きると、何らかの兆候を示す事があります。その兆候を見逃さずに治療に生かすことが大切かと思います。

また、近年は姿勢や食生活・癖などが口腔状況を悪化させることも徐々にわかってきており見逃せません!

今回は、治療法ではなく、口腔内の兆候、目の付け所をポイントを絞って解説していただきました。今後の治療編や検査方法についてもお聞きしたいところです。

今回の講習会は多数の歯科衛生士さんも参加しておりメンテナンス時の口腔内異常兆候をみつけだし、歯科医師に報告することも患者さんのためになりチームアプローチの一環かと思います。

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