ペンシルベニア大学 キム教授 来道!!

7日 診療を少し早めに終わらせていただき、札幌で行われた。《ペンシルベニア大学インターナショナル終了記念特別講演会》に参加してきました。今回の特別講演は 札幌で歯内療法専門医として開業されている千葉 加名代先生にペン大歯内療法大学院を卒業を記念して行われました。特別講演は あのペン大 歯内療法教授 キム先生です。キム先生の講演を北海道で聞けるのは最初で最後かもしれません。実際、北海道に来たのは20年前でその時はプライベート旅行だったようです。キム先生と千葉先生と1時間ずつのジョイントセミナーでしたが勉強になる内容がたくさんありました。本当はお二人の話を聞くには2日間コースになるでしょうけれど・・・(笑)

実物のキム先生が見れただけでも感激です。世界的な歯内療法の巨匠です。

外科での歯内療法は無くてはならない治療方法で歯内療法の最後の砦となる方法かと思います。

今後、千葉先生のスタディクラブも出来るようですので北海道での更なる活躍に期待しております。

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CarlZeiss マイクロスコープミーティング

6日は札幌で「Carl Zeiss マイクロスコープミーティング よ精度の高い治療を患者に提供するために」 講師は山梨開業の秋山勝彦先生です。秋山先生の噂は前々から聞いていましたが今回 初受講!でも、私はマイクロスコープは持っていませんが秋山先生の話が聞きたくて受講してきました。マイクロスコープ治療を難しくしている事柄の一つに直視が難しく、ミラーテクニックを駆使しなければなりません。しかし、秋山先生はほぼ99%直視による治療を行っており、またすべての治療でマイクロスコープを使用している先生です。このように、直視できるタイプはCarlZeiss製のものしかないようです!

マイクロスコープの話だけでなく・マイクロクラックからのカリエス ・様々なインスツルメント ・インフォームド コンセント方法 ・歯周病治療 ・日本の歯科の問題点や現状等と様々な角度からの話がありました。

すぐに導入するには座敷が高く、それなりの訓練を積まなくては難しい感じを受けました。それでも勉強になる事柄がたくさんありました。

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針の無い麻酔器「シリジェット」導入

先日、ついに針の無い麻酔器「シリジェット」を導入しました!!10年前から存在は知っていましたがいつか小型化にバージョンアップすると思っていましたが、バージョンアップはないようです(涙)。歯科医院への導入率も低いでしょうし・・・、ニーズはあまりないのかも・・?

針の無い麻酔器「シリジェット」とは、麻酔液を圧力により、ジェット噴流として粘膜下に到達させる無針注射器です。麻酔液が霧状となって粘膜下に拡散し、即効的に効果が現れます。

麻酔薬の注入量は0.025mlですので、この麻酔器のみでの治療は不可能かと思います。しかし、痛みは最初の一刺しの時が感じることが多く、しかし麻酔の追加時は、すでに麻酔のきいている場所に打ちますので痛みを感じにくいと言われています。その、最初の一刺しの痛みを軽減させるためにシリジェットを使用します。(表面麻酔の代わりな感じですが、直接粘膜に麻酔薬が注入していますので表面麻酔のように浸透時間が必要なく麻酔効果はこちらが上です)

自分にも使用してみましたが、少し衝撃がありますが、麻酔針の痛みとは違うと思います。

ベテランの先生は普通の麻酔器で無痛麻酔が得意な先生もたくさんいらっしゃると思いますが、痛みの感じ方は個人差が大きく、その差をこのシリジェットで埋めれればなと思い導入(私が下手なだけかもしれませんが・・・)。でも、私は、痛いのは嫌いですから・・・!

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