驚くほど臨床が変わる! Dr.瀧野裕行のインプラント実践講座

3月23・24日と大阪で行われたセミナー「驚くほど臨床が変わる! Dr.瀧野裕行のインプラント実践講座」を3回コースを受講してきました。講師は題名からわかるように歯周外科・インプラント治療のスペシャリストの瀧野裕行先生です。瀧野先生は有名な先生でWEBや著書では勉強していましたがリアル講義は今回が初めてです。土曜日の大阪行きの出発が90分の遅れで土曜日は遅れて参加してしまいました。(30分ほどですが・・・)今回は医院力とテッシュマネージメント(軟組織)についての回です。いつもながら楽しい講義の中に随所にポイントが隠されており聴き逃がせません。私の質問にも丁寧にお答えしていただき疑問点が解決して私なりにスッキリです。先生自身が「大変オトクなセミナーでしょう!?」言われていましたがまさにその通り、なかなか聞けない興味深い内容もありました。(ここでは書けません!「笑」)次回は5月骨造成コースです、参加を楽しみにしたいと思います。

THE GBR ハンズオンコース

2月24日25日と2日間 東京 高田馬場で「THE GBR ハンズオンコース」を受講してきました。講師は日本的に有名な 中田光太郎先生、若手の注目の安斉昌照先生にお二人です。中田先生は歯科業界のレジェンドの先生ですし、安西先生は私と同じ日本歯科大学卒業ですが現在、様々な場所でインプラントセミナーを開催している注目の先生です。今回は著名なお二人の先生からインプラント治療に必要になることが多いBGR(骨造成術)を2日間で2頭の豚を使用してみっちり勉強してきました。GBRが世に出て20年以上経ちますが現在では安定した治療法になっています。ただし、技術的に知識的にバージョンアップし続けなければならないジャンルの一つと感じています。お二人には私のような歯科医師にも優しく丁寧に教えていただけたことが心に残っております。今年は中田先生監訳のアーバン先生(GBRの世界的大家)の第二弾の専門書も発売とのことで楽しみです。50代になってもまだまだ吸収する内容が盛り沢山なインプラント治療、若い先生にも負けないように鍛錬しなければなりません。

「長期症例から学ぶ再生療法やインプラント治療の将来展望」

2月11日に北海道大学学術交流会館にて北大同窓会のセミナー「長期症例から学ぶ再生療法やインプラント治療の将来展望」を受講してきました。講師は九州 福岡で開業の船越 栄次先生です。船越先生は歯周病治療・インプラント治療では超有名人でありエムドゲインやオープンバリアメンブレンテクニックでご存じの方も多いのではないでしょうか!?私も著書等で知っていましたが今回 初めてリアル講義を受講してきました。今年70歳を過ぎるお年ですので長期症例と行っても10年以上の超長期症例のオンパレードでした。その中で歯科診療の真髄を勉強してきました。一見良さそうな材料や治療法は歯科医師の中でブームのようなものがあり、現在ではなくなっている事柄も多くあります。その中で真実が隠されており、その証明には長期症例は説得力が違います。また、その記録をきれいに整理整頓され残されていることも素晴らしいことだと思います。今回、全部で4章まであったようですが時間の関係で3章までの講演となりましたので船越先生が一番重要を言われていた第4章が聞けなくて心残りになりました。是非、また北大の先生方で船越先生を呼んで頂きたいです。今日の常識は明日は非常識になることも科学はありえます。また、時間がかかりやっと真実が見えてくることも医療では多くあります。そのためにも情報収集や情報を見極める能力・勉強が必要と感じさせる講演でした。